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重力の引力と斥力 ⬅️ Twitterでブラックホール周辺の質問に答えました
2016/10/01 タグ:物理
⬆️ Twitterで答えた時は、文字数制限から、複雑な箇所や、構造的には単純だが
文章的に複雑になりがちな要素等で省略した内容を追加して、おぎないつつまとめておきます。
重力ってなんで、斥力見当たらんの? 引力しか無いし磁力とかと違いすぎない?
⬆️ 4つの基本相互作用の図解
⬆️ ワームホールから抜け出すにはホワイトホール的な斥力が無いと、
超光速の脱出速度が必要となって超重力に捉えられっぱなしになってしまいます。
⬆️ 質問者さんは斥力は無いと明言されますが、問題は理論上は有るのに、分かり安いモノは発見された試しが無いところかも知れません。@TransTerraScape ただし、ホークング放射(BHと空間の境目で量子ゆらぎが起きると片粒子はBHへ対消滅、片方は放出)では、質量以外の情報は完全にランダムでエントロピー情報を喪失し量子論的に矛盾な問題の考察から[→次] pic.twitter.com/aUYuLcYIt9
— Pocket Sun。 (@PocketSun_00) 2016年7月18日
斥力として有名なのにホワイトホールがありますが、未発見な理由として、存在したとしても、超重力に対して事象の地平面が出来て、観測上ブラックホールと区別が付きにくいところもあるかと思います。
あとは斥力はわずかには存在して、それは量子ゆらぎ(Gif映像のイメージ ↑)による真空エネルギーで、これは暗黒エネルギーの源との説もありますが、単に当てはめるとエネルギー量が明らかに合わない難点も有り、現在も真相不明ではありますが、これも斥力です。また斥力は遠心力と等価な(同じと言って良い程区別が付かない)力でもあります。
⬆️ 前の Twitter投稿のあたま「ただし」から始まる一文は、私達の宇宙の物理ではどうやらワーム航法的運用は無理そうだという事にかかっています。(なんだか日本語が微妙だった。) ワームホールの利用が可能とされていたのは、一般相対論的にブラックホールの特異点まで超重力で無限に押し込めても、それをせき止める原理が理論上存在せず、そのままホワイトホール的に突き抜けるとするのが、理論上素直だったから。
その予言は1936年にアインシュタインとローゼンが提唱して、その後カール セーガン博士が小説「コンタクト」の執筆のためキップ S ソーン博士に依頼して、構造が示された。それには安定させ通過可能にする為の負の物質(斥力源のエキゾチック物質)が必要で。未発見の負の物質以外において実現不可能とは言えないとされていた。
⬆️ そもそも引力とは、+の質量から、斥力は−の質量の物質から作用します。重力は、引力も斥力も生み出す。
多元宇宙は永遠のインフレーション等ビッグバン以前を扱う複数の理論物理から導き出された事象。
@TransTerraScape TTSさんの内容の視点によりますが、違う可能性も有ります。時間については、真に絶対的な定義は不明で、パラパラ漫画的な素時間やそもそも無い説、絶対時間や相対時間等色々有り、流れる感覚は脳内の現象かも pic.twitter.com/VmeVPM6E8E
— Pocket Sun。 (@PocketSun_00) 2016年7月18日
⬆️ 質問者さんのカッコ内の文脈の私なりの解釈は「時間軸の存在しない次元にプランク時間を適応させた状態に解釈したもの」といった感じだったが、合っている保証は無いけど。("プランク長"と言うのが理論物理的な最小の小ささで、それの光速の横断にかかる時間を"プランク時間"と言い、理論物理的に最小の時間の量子的な単位)
@TransTerraScape [前回の双対時間←相対の誤り] TTSさんの時間の感覚は仏教の「空」に近いかも。空とは、時空や定義さえ無い状態の事です。 pic.twitter.com/nkeHtQPLin
— Pocket Sun。 (@PocketSun_00) 2016年7月18日
⬆️ 物理的に明確な”現在”の区別は無く(相対論的には、各々で相対的にズレが有ります。)、エントロピーが全体では、絶対に収束方向に進行しない(一部でまとまる事は有る)法則や構造を発見、定義出来ていなかった。なぜか絶対的一方向で、(整った条件は限られた状態で、確率的に有利な方向に進行するが)逆方向には増大しない。時間も同じ様に感じる。(質量や、その位置等のエントロピーが、時空の重力場として表れるという仮説もあります)
1年の長さは、現在までの人生を全体のひとつとして、それを年齢で割ったのが、感覚的な1年の長さだから、毎年短くなって行きます。
脳には年等の大幅な単位、時刻に、分や秒、そしてリズムを刻む時計が別々にあると言われ、集中力等で収縮します。また細胞レベルでも有り、エネルギー消費と循環と関係が有るとも言われ、動物毎でも異なる様です。
さらに今起きた事象を認知するのにラグが有り完了した時点を今と認識したり、数秒前の無意識の判断をリアルタイムで今決定したと意識したり等、多層的で、ジャンルを横断した難解さがあります。
ここまでで、重力の引力と斥力の対称性と、希少さのアンバランス感や、時空に関連した話しをして来たが、ワームホールが私達の宇宙で実現不可能な事が、真に証明された試しは無い (特定の方法の否定が示された事は有る)。それには量子重力理論の完成を待つ必要が有る。それでも私達の宇宙に存在しそうにも無い負の物質が、低燃費な原理でさえ木星質量程か、通常はあからさまに大量なエネルギーの運用が必要な事は変わらず。ただでさえ途方も無い話しな事に変わりは無いけれども。負のエネルギーと遠心力が等価だとも示したので、これとカーブラックホールのリング状の特異点等を組み合わせて超文明がやってくれたら良いかな、とも思いますけども。超距離光速運航はタイムマシンの概念とも直結しますからね。
他には時空の波を利用したアルクビエレドライブというものもあるが、サーフン以上に難しい様だ。
ちなみに、ワームホールとは虫食い穴、ワープはゆがみの事で、3次元+時間軸の時空を超重力でゆがませ利用する。
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