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文明誕生の歩みと哲学から天文、古典的科学と現代物理への進展史

・年・内 容名 称タグ解 説
補 足、 MEMO

1571年ヨハネス ケプラー (0歳)ドイツで誕生。

1597年ガリレオ ガリレイ (33歳)天文ケプラー宛への手紙で地動説を支持。

1609年
楕円軌道について “新天文学”発表
ケプラーの 第1、第2法則
ヨハネス ケプラー (38歳)
Johannes Kepler
天文,
物理
惑星は太陽を焦点に楕円軌道を描く。特定の惑星軌道で二つ以上の、同一時間の軌道曲線と太陽の3点を結ぶ線分の各面積は一定。(面積速度一定の法則)以前の惑星観は正円軌道説で、予測にズレが有り、楕軌道導入で(水星を省き) 高精度な予測が可能に。幾何学と自然現象との相関関係を示す。

1610年“星界の報告者との対話” を発刊ヨハネス ケプラー (39歳)天文ガリレオを擁護。

1611年ケプラー予想を示す。ヨハネス ケプラー (40歳)
Johannes Kepler
数学真球を敷き詰めた時、面心立方格子が最密になると予想した。 規則正しい条件ではガウスが証明し、不規則な敷き詰め方に関しては1997年にトーマス C ヘイルズがコンピューターを使証明した。

1618年自然対数のネイピア数を 発表ジョン ネイピア
John Napier
数学ケプラーへの補助的目的もありまとめた。後にオイラーが厳密に求め“ e ”と表した。発見はヤコブ ベルヌーイ。

1618年ケプラーの 第3法則ヨハネス ケプラー (47歳)
Johannes Kepler
天文,
物理
それぞれ惑星の公転周期の2乗は、楕円軌道の長半径の3乗に比例する。(または、 1619年に発表のソースも)

1632年“天文対話”(二大世界体系についての対話)を発表
相対性原理 (ガリレイ変換)
ガリレオ ガリレイ (68歳)
Galileo Galilei
物理,
天文
“慣性系” の運動法則は、地動説においても静止系と同一に成り立つ。等速運動の地球上で、物質が真下に自由落下する。運動法則の静止系との等価性を提示。 後にデカルトが普遍性を示し、ニュートンが慣性の法則として定義。教皇への考慮から、地動説派と天動説派との論争として“天文対話”を発表。 コペルニクスが唱え、ケプラーが発展させた太陽中心説を支持。
8月にイタリアのローマ教皇ウルバヌス8世の怒りをかい印刷と販売が停止。呼び出される。

1705年“彗星天文学概論”を発表エドモンド ハレー (48歳)
Edmond Halley
天文ハレー彗星の軌道で、ケプラーなどが観測した1456年、1531年、1607年、1682年に現れた彗星は同一の天体で、後の1758年に回帰することを予言。ハレー彗星は、惑星以外で、太陽系を公転する天体の初めての確認となり、ニュートン力学の証明となった。

・物理学史関係の、年表や解説の参考、出典ソースです。