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文明誕生の歩みと哲学から天文、古典的科学と現代物理への進展史
Sophy
・年・ | 内 容 | 名 称 | タグ | 解 説 | 補 足、 MEMO |
35万 ~ 2万4千年程前 | ネアンデルタール人 (旧人) が生息 | ドイツ イスラエル ジブラルタル ギリシャ ロシア アジア | ホモ エレクトス、ホモ エルガステル、ホモ ネアンデルターレンシス、ホモ ハイデルベルゲンシス、ホモ ローデシエンシスら旧人が、各地域で生息、その後氷河期の気候変動等によりホモ エレクトスが途絶え、ネアンデルタール人が最後まで残っていた。身長は1.6m程。狩猟は荒っぽく、植物は副食にすぎなかった様だ。 | 各種間の関わりは弱目とされ、100万人程度のホモ属が広く分布していた。ネアンデルタール人の脳は現代人より若干大きく、背が低めで毛深い。マンモス、サイ、牛、トナカイ、等を食料とした。最初の墓、最古の笛文化が有った。言葉を話す我々と同 |
前2万2千年頃 | “ヴィレンドルフのヴィーナス”の母性の彫像 | オーストラリア | 実りと多産の象徴“ヴィレンドルフのヴ |
前1810 ~ 前1750年頃 | ハンムラビ法典 “疑わしきは罰せず”の | メソポタミア文明 | 古バビロニア王。楔形文字で記述。考古学上2番目に古い法律で“疑わしきは罰せず”の原則を確立。 | “目には目を、歯には歯を”の訳でも有名で倍返し的過剰報復の禁止。有罪が判決されるまでは無罪。強者が弱者を虐げない事等を示した。 |
前563 ~ 前483年頃 | 万物の価値を等しく認識し我対 空や十二縁起等として説き、 | ゴータマ シッダッタ Gotama Siddhattha ゴータマ ブッダ Buddha | 哲学, 宗教 | 菩提樹の下で、後に仏教として伝わる悟りを開く。自己は非永遠を受け入れ、執着心や強いこだわり、そして自己愛、逆の過度な禁欲や苦行等も同様に、苦しみの根源、因縁となる邪心で、幻想としてしかない。自己は本質的に不完全で、因果の1要素でしかあり得ない、無我である。さらに死は苦や不均等の輪廻からの解脱であると認識する事が、 | 形而上学は幻想に対応し、真理は無いとした。釈迦は輪廻転生と、属する業の履歴も否定し、今の様なお経を唱えた事は無い。後に仏教として、空観、中観、仮観等の各解釈で伝わった。 日本の仏教は、元のインド仏教を中国で漢文翻訳後、日本文化を通して解釈し直し、元の釈迦の教えとは程遠い要素があるとの見方もある。 |
前475年頃 | 万物は流転する | ヘラクレイトス | 哲学 | 万物は川の様に絶え間ない流動状態でいる。 | 紀元前535年頃エペソスで生誕。 |
前445年頃 | 万物は不変にある 変化や時間の流れは幻想 | パルメニデス Parmenidēs | 哲学 | 無から有は産まれず、変化は錯覚で、原理は不変。感覚よりも理性に信を置いた。 | イデア論が影響を受ける。( 紀元前5 後に質量保存の法則が支持。 |
前490 ~ 前420年頃 | 万物は人類に対して 相対的にしか計れない | プロタゴラス Protagoras | 哲学 | 全てに対して絶対的な、善悪や真理はあり得ないとし、“人間は万物の尺度だ”と示した。 | 後に、不完全性定理がこれを支持。 |
前469 ~ 前399年頃 | 無知の知 絶対悪と絶対善 | ソクラテス Socrates | 哲学 | 悪は絶対的に、無知や欠落が原因で、絶対善は“知” で、相対的でないとし、絶対的概念を重要視した。無知の自覚も重要な“知”であるとした。 | 文字は記憶力減退の原因で、弁論より説得力が劣るとし対話を重視し、書物を残さなかった。 (現代で言う電子書籍的な対象?) |
前460 ~ 前371年頃 | 万物は原子(Atom)とその運動と、空 | デモクリトス Democritus | 哲学 | 原子は、全体として増減せず無性質、分割不可な単位だとし、物質はその組み合わせとして示した。 | 万物は偶然によって起こらないとした。 最も基本的な粒子の概念、後に原子化学へ進展。 |
前427 ~ 前347年頃 | 原子は正多面体とした 現世は本質世界である “イデア界”の影に過ぎない | プラトン Platon | 哲学 | 私達は生まれつき、イデア界の概念を持っており、出会う対象を認識出来る。現世と、そこでの知識はイデア界の不完全コピーに過ぎないとした。 | 物質と解離する究極本質世界が存在するとし、精神と体は異なる存在だとし、学習とは、イデア界の再確認に過ぎないとした。(ソクラテスの生徒) |
前350年頃 | 地上の4元素 地球が球体な証拠を物理的に示す<同時刻に、同一長さの棒を2本以上、十分な遠方に立て、影の角度や長さの差を観察> 心(魂)や想像力を探究 論理学の‘三段論法’を提示 | アリストテレス Aristotelēs | 天文, 哲学 | 数学、物理学、生物学、論理学、形而上学、四元素説、等々を分類、研究し影響を広げ、宇宙を永遠の存在とし、運動が無なら時間も無。人は本性的に知を欲すると示した。イデア界に対して、犬のイデアが有るとすれば、さらにそれに対する超イデアが必要となり、またそれに対する超々イデアも無限に必要となる様な仮定だと示し必要ないとした。 | 古代エジプトの冶金術から「錬金術」が始まり、古代ギリシャのアレキサンドリアで広まり、金や賢者の石、不老不死の霊薬は出来なかったが、原子の概念や、その他多様な発見をもたらし、ニュートンの時代まで続いた。 アリストテレスは真空を否定し、“エーテル”を説いた。後にカトリック教会もこれを支持していた。 |
前332 ~ 前265年頃 | 人生は自由意志と共にある | キティウムの | 哲学 | 善人や富みに生きる事を、強制されていない。あらゆる選択で、自然と調和と共にあるとした。 | 後に、ニュートン等の古典物理と量子論等の現代物理(決定論と確率論) の間で論点となる。 |
前300年頃 | “言論”で “幾何学” | エウクレイデス(ユークリッド) Eukleidēs( Euclid ) | 数学 | 今でも使われる公理(自明的前提の仮定) や定義、原理、証明等を組み合わせた最初期のもの、幾何学の基本原則を確立。エジプトの図書館で教えていた。 | 最古の哲学者ターレスが、幾何学をギリシャにも |
前160年頃 | 約1000個の星の位置を記録 地球対太陽間の距離を計算 | ヒッパルコス Hipparkhos | 天文 | 恒星を1から6等星までの6段階に分けた。若干形を変えた視等級を現在も使用。1年の長さを6.5分程の誤差で測定し、数世紀前の記録と比べる事で、自転軸の変化に気 | 春夏秋冬の各期間が、均等で無い事を発見し、地球が太陽軌道の中心に無いと気付いた。 これら実績から球面3角法の原理が産まれ、角度の単位“度”が受け入れられた。 |
前4年 ~ 後28年 | 神の子で 救世主 | イエス キリスト Jesus Christ | 宗教 | ユダヤで生誕。キリスト教、メシアとして、神の福音(ゴスペル) を説き、人間の罪の救済のため十字架にかけられ、復活したものとして信者が集まる様になり、正教会、カトリック教会、プロテスタント、等々の教派に分かれて信仰される様に。 | 西暦とは、キリストが産まれたとされる年の翌年を紀元とするが、4年ズレている紀年法で、最も広く使われている。 キリスト教は救われの、仏教は自らの悟の宗教との見方もある。 |
750年 | 星座の地図を | 中 国 | 天文 |
1510年頃 | 地動説(太陽中心説) 発表 | ニコラウス コペルニクス | 天文 |
・年・ | 内 容 | 人 名 | タグ | 解 説 | 補 足、 MEMO |
1610年 | 木星の4つの衛星を発見 金星の満ち欠けの観測 | ガリレオ ガリレイ Galileo Galilei | 天文 | 木星の衛星をメディチ星(トスカーナ大公家の事) の星と名づける。 “星界の報告”で発表。 | 天の川が無数の恒星の集合な事も観測。 地動説への言 |
1610年 | “星界の報告者との対話” | ヨハネス ケプラー | 天文 | ガリレオを擁護。 |
1611年 | ガリレオ ガリレイ Galileo Galilei | ローマを公式訪問。バチカンに自身の天文学的発見の重要性を説く。(地球中心説否定の証拠も含んだ) | リンチェイ アカデミー(山猫学会)に選ばれ入会。 コロンベと水に浮く氷に関する公開討論で勝利。 |
1613年 | “太陽黒点論” | ガリレオ ガリレイ | 天文 | 太陽黒点を観測。 | 太陽黒点で対立していたアッペルスへの手紙でコ |
1615年 | ガリレオ ガリレイ | 天文 | ドミニコ会修道士ロリーニと地動説での論争に。 |
1637年 | “方法序説”を公刊 “我思う,ゆえに我あり” と説く、解析幾何学の基礎となる座標系をフェルマーとの文通を交え新たに定義し、 | ルネ デカルト (41歳) René Descartes | 哲学, 数学 | 第4部で “全てを疑おうとしても、そこに疑問を抱く自分だけは絶対に疑い様が無い”という命題 “我思う、ゆえに我あり” (Cogito ergo sum) を説いた。第5部で、宗教裁判で異端となる懸念で公表を控えていた“世界論”(宇宙論) の内容を略述。全て事象は原理に由来するとし、心臓も機械ポンプだと言った。 | 神を無限な実体として世界の根底に設定、精神と身体という2つの有限を立てた。宇宙を原理構造的に解釈し、新設の解析幾何学の直交座標系(デカルト座標) によって、惑星軌道を幾何的に捕えた。初版は、宗教裁判を恐れ、偽名で発行。 後の近代哲学の起点、科学進展の鍵とされた。 |
1669年 | アイザック ニュートン Sir Isaac Newton | ケンブリッジ大学(トリニティカレッジ) の特別研究員となった後、一度断った後ルーカス教授職に就任、数学教授になる。 | その後、自然科学への研究を休ませ、錬金術や聖書、神学の研究をする様になり、三位一体の教義を斥け聖職者に成れず。 |
1674年 | “観察から地球の運動を証明する試み”に世界体系の発展版を付録 | ロバート フック Robert Hooke | 天文 | 太陽と惑星間の相互引力による楕円軌道を仮定し、近いほど引力が強まるとしたが、数学的証明を付けず、万有引力的普遍性にまでは未達成だった。 | 惑星の回転軌道は、慣性成分と求心成分との2つの関わりからなると示していた。 使用する観測機器は誤差が大きかった。 |
1675年 | 微積分の着想 | ゴットフリート ヴィルヘルム ライプニッツ | 数学 | 無限小解析学(微積分)と現在も使われる“ライプニッツの記法”をニュートンとは独立に着想。 | 理性の真理と事実の真理があるとし、神は経験不用で全知だが、真理が無限にあるなら、私達は経験によって近づき続けるしか無いと示した。 |
1678年 | ホイヘンス・フレネルの原理を発 | クリスティアーン ホイヘンス Christiaan Huygens | 物理 | 波動の反射と屈折や回折(回り込み)を説明した。 | 1836年、オーギュスタン ジャン フレネルが後進波が無い理屈を加え、1882年にグスタフ キルヒホフがヘルムホルツ方程式を基礎にフレネル・キルヒホフの回折理論を示した。 |
1729 ~ 1797年 | 社会とは、実際のところ契約の | エドマンド バーク Edmund Burke | 哲学 | 市場に、それ単品のみで成り立つ物は無い。 |
1818 ~ 1883年 | これまでのあらゆる社会史は、階級闘争の歴史だ | カール ハインリヒ マルクス Karl Heinrich Marx | 哲学 | マルクス経済学の資本論、マルクス主義 |
1859年 | ダーウィンの 自然選択説 | チャールズ ロバート ダーウィン アルフレッド ラッセル ウォレス | 適者生存 “種の起原”を発表。 | DNAの解析と合わせ、現在研究が進行中。 |
1859年 | リーマン予想を発表 | ゲオルク フリードリヒ ベルンハルト リーマン Georg Friedrich Bernhard Riemann | 数学 | 論文“与えられた数より小さい素数の個数について” 内で発表。簡易に言うと素数に関して、ゼータ関数の非自明な零点が無限に一直線にのみ並ぶと言う。 | 現在でも未解決問題で、ミレニアム懸賞問 当年、ルドルフ ウィルヒョーが、細胞病理学を研究。正常に再生せず癌細胞となり増殖する事を示す。 |
1898年 | ウラン鉱の空気の電離を発 | マリーと、キュリー夫人 | 物理 | ラジウムを発見し“放射能”という概念を考 | アンリ ポアンカレが同時性は相対的だと提 |
1889 ~ 1951年 | 私の言語の限 私の世界の限 | ルードヴィッヒ ウィトゲンシュタイン | 哲学 | 言語は概念を示すのみの機能で、それ自体では無い。体感は物差しで示せても、言語の限定的な抽象度でしか語れない。語れない事は沈黙しかない。 | そのため映画や演劇、絵画や音楽があるが、各フォーマットから漏れた事は、無として処理されるしかない事に代わりはない。 |
1903年 | パブロフの犬 | イヴァン パブロフ | 心理学 | 犬と唾液の実験から古典的条件付けを発 |
1907年 | “等価原理”を発見 | アルベルト アインシュタイン Albert Einstein | 物理 | 加速時の‘慣性の力’と重力は等価な現象だと、 エレベーター落下と無重力の思考実験から発見した。 | これを後に、“生涯で最高のアイデア” と語り、光も曲がる事を予言。 当年、湯川秀樹産まれる。 |
1912年 | ゲシュタルト心理学を発見 | マックス ヴェルトハイマー | 心理学 | 認知とは、各要素の全体的構成への解釈だと示す。 | 1942年 ゲシュタルト心理学を創始。 |
1917年 | 宇宙論的考察に関する論文 | アルベルト アインシュタイン Albert Einstein | 物理, 天文 | 自身の方程式に斥力的な“宇宙定数”を導入。現在では、定数とは限らない事から“宇宙項”とした。 | そのままだと重力によって宇宙が、収縮か膨張するため定常宇宙を保てない事から。 |
1919年 | 無意識に絡む | カール グスタフ ユング Carl Gustav Jung | 心理学 | “無意識”を個人的無意識と分けた“集合的無意識”(普遍的無意識)の根本要素、元型の概念を提唱。 | 元型は、神話、民話、昔話、夢等に、人類共通の要素がシンボル的像として表れる。 |
1923年 | “自我とエス” | ジクムント フロイト | 心理学 | 自我、衝動、超自我、無意識や抑圧の働きを提示。 | 意識は、無意識の相互作用の結果のみを |
1905 ~ 1980年 | 実存は本質より先立つ | ジャン ポール サルトル Jean-Paul Charles Aymard Sartre | 哲学 | これまでの哲学は、人間が人間であるための本質があるとして来たが、何よりも先ず産まれてからの事だとし、普遍的で絶対な人間の本質は無いとした。 | 後に、実存主義と呼ばれた。 |
1926年 | 波動関数を確率の波と解釈 | マックス ボルン | 量子 | 波動関数を物理的実在の波ではないと | 波動力学の関数(ψ)の物理量の具体観を |
1927年 | “不確定性原理” を発表 | ヴェルナー ハイゼンベルク | 量子 | 同時の位置と運動量の厳密測定は‘原理的に不可能’。 | この年、ガーマーにより電子の波動性を |
1927年 | 第5回ソルヴェイ会議出席 | アルベルト アインシュタイン ニールス ヘンリク ダヴィド ボーア | 物理 | ボーアとアインシュタインの確率論的量子論対、決定論的古典力学の論争が始まる。 | 当年、チャールズ リンドバーグが 大西洋、単独無着陸飛行に成功。 |
1923 ~ 2003年 | 芸術とは人生の一属性だ | リチャード ウォルハイム | 哲学 | 芸術の一般理解を求めるなら、芸術を一般市場内で定義するべきだとした。 |
1929年 | 虚幾何学として再構成した | ニコライ イワノビッチ ロバチェフスキー | 数学 | 大学の学報“幾何学の新原理並びに平行線の完全な理論”のなかで提示。 | その後ボーヤイ ヤーノシュや、ベルンハルト リーマンが進展させ、“非ユークリッド幾何学”とした。 |
1929年 | 観測の結果をまとめ | エドウィン パウエル ハッブル Edwin Powell Hubble | 天文 | ウイルソン山天文台での、セファイド型変光星や銀河のドップラー編移の観測で膨張宇宙を観測。 | 地球から各銀河までの距離に比例した速度で遠ざかっている事を発見。新たな宇宙観へと導いた。 |
1931年 | ハッブルの観測 | アルベルト アインシュタイン Albert Einstein | 天文, 物理 | ハッブルと天文台で出会い、銀河の赤方偏移の観測を確認し、膨張宇宙を承諾した。 | 自身の方程式に“宇宙定数”を導入した事を“人生最大の失態”と言った。アインシュタインや以前までの常識では、定常宇宙が定説だった。 |
1931年 | 2つの不完全性定理を証明 証明不能命題の存在を明示 | クルト ゲーデル Kurt Gödel | 数学 | 自身で矛盾の真偽を証明出来ず “全ての数学構造体の無矛盾な統合”が原理的に不可能だと示した。 | 例えば“私は嘘を言う”という原理が有る時、真偽どちらでも矛盾となり、証明不能となる。 |
1935年 | 量子論に相対論から矛盾点を “EPRパラドックス”を発表 | アルベルト アインシュタイン ボリス ポドリスキー ネイサン ローゼン | 物理, 量子 | 量子もつれが、相対論と両立しないのでは?という思考実験のパラドックス。1982年のベルの不等式の検証により、この指摘が成立しない事を実証。 | 当年、シュレーディンガーの猫のパラドックスを提示。波動力学の確率解釈、微視から巨視での波束の収束に絡む思考実験。 |
1936年 | “アインシュタインとローゼンの橋”を発表 | アルベルト アインシュタイン ネイサン ローゼン | 物理 | ブラックホールとホワイトホールをつなげる事で、ワームホールの概念を発案。 | Black Holeの中心点に、無限のエネルギーを留めておく構造が理論上無いためWhite Holeへ。 |
1936年 | 計算可能な数について、 “チューリングマシン”提唱 | アラン チューリング エミール レオン ポスト | 熱力学 | 軸が無限に長いテープ上を移動し、情報を読み込み、メモリに記憶、書き込むモデル。計算機の原理構造を数学的に定義した計算模型。 | ある論理式が回答可能かを事前判別する方法は‘原理的に無い’と提示。 アロンゾ チャーチが、アルゴリズム |
1943年 | 量子電磁力学 | 朝永振一郎 | 量子 | 初期の量子論では全体で一つの時間だったが、場の量子論では、それぞれに違う時間軸を割りふった | これにより量子電磁力学での因果律が破れていた問題を回避。 |
1950年 | ラッセル・アインシュタイン宣言に署名 | アルベルト アインシュタイン | アメリカ大統領、トルーマンが水爆製造を指令。 水素爆弾反対の宣言書をつくり、 | 1955年に76歳で永 ここに湯川秀樹も著 当年、 海底地図を作製。 朝鮮戦争勃発。 |
1956年 | 波動方程式の “多世界解釈” | ヒュー エヴェレット Hugh Everett III | 量子 | 量子力学を宇宙全体に適応した事で、観測問題の波束の収束が不用な並行世界的決定論な解釈を提示。 | フレデリック等が、ニュートリノを検 |
1992年 | ガリレオの宗教裁判に謝罪 | ローマ法王、ヨハネ パウロ2世 | 宗教 | 当時の宗教裁判を、誤りだったと | 高エネ研(KEK)森田洋平が日本初のWebを公開。 |
・年・ | 内 容 | 人 名 | タグ | 解 説 | 補 足、 MEMO |
・私の学問の解釈。
辞書よりも個人的に細密な定義を模索。
物理学や哲学、科学的事実と医療的事実、明らかな差異、その解釈と足場等。
学問: あらゆる人、場所、時代で再現可能な知識構造体系。
数学: 数式という原理世界の言語活用と可能性追求と研究。
科学: 反証可能な事象の規則関係や体系的構造原理、その真理、本質を研究する学問。
物理: 自然の物質、現象の本質に対して、客観的観察と実験 データに基づく研究、反証可能な学問。
特定の領域に対して複数の「科学的に正しい」仮説も有りえて将来、説がくつがえる可能性もある。
化学: 原子や分子、その構造、それらの化学反応や相転移、性質作用を扱う実験的自然科学。
医学: 人体の病気の原理作用の関係構造を研究し、その予防、治療のための研究。
医療: 病気の原因や予防、治療法の明確な解明と安全の割合が、国に認められているものを扱う。
理論物理学: 実験物理から、より根源的力学原理を数学的構造で探求する。実験検証困難なものを含む研究。
哲学: 世界構造や社会構造、あるいは、それらと心や自己との関係構造や、己自身を能動的に考察する学問。
宗教: 宇宙は神等、究極的構造に基づき出来たとする事象の意味付け。心の救済、心的世界信仰。
疑似科学(エセ科学): 科学ではない概念を、その様に提示し降るまう。
宗教的科学解釈: 自然現象は、科学理論に基づいて起きている。
科学的解釈: ある自然現象が、化学原理で成り立つ。天体現象は物理科学で説明出来る領域がある。
辞書のみでなく、自分でそしゃくし要約する事、各々の認識の足場確認も重要だと思ってまとめました。
・有史以前から哲学関係中心の、年表や解説の参考、出典ソースです。
・宇宙論関係の、年表や解説の参考、出典ソースです。