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文明誕生の歩みと哲学から天文、古典的科学と現代物理への進展史
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・年・ | 内 容 | 名 称 | タグ | 解 説 | 補 足、 MEMO |
240万年程前 | ホモ・ハビリンスが生息 | 人 類 | 身長1.3m、頭脳がルーシーの2倍、ホモ サピエンスの半分程有った。時折チーターやライオン等の餌ともなった。 | アウストラロピテクスが祖先種説が有る。 加工道具を使った考古学上、最初の人類。最初のホ |
180万年程前 | 霊長類のホモ・エレクトス (人類の祖先、原人) が生息 | アフリカ、 | 当初はピテカントロプス・エレクトスと呼ばれていたが、北京原人、ジャワ原人と呼ばれたものと同等種。頭脳はホモ ハビリンスの1.5倍程。人類の一歩手前。アフリカを出た最初の霊 | ヤリを使った最初の人類とされる。火を使い始め、焼肉を食し、100人程の集団単位で移住しながらの生 |
150万 ~ 40万年程前 | 火の活用、 | アフリカ、 | 技術 | 50万年前からの10万年で、一般的に広がり、野獣除け利用。移住地を低気温地 | ホモ エレクトスやその子系種は、70万年程前イギリスへ、40万年程前にはアジアへ移住した。 |
35万 ~ 2万4千年程前 | ネアンデルタール人 (旧人) が生息 | ドイツ イスラエル ジブラルタル ギリシャ ロシア アジア | ホモ エレクトス、ホモ エルガステル、ホモ ネアンデルターレンシス、ホモ ハイデルベルゲンシス、ホモ ローデシエンシスら旧人が、各地域で生息、その後氷河期の気候変動等によりホモ エレクトスが途絶え、ネアンデルタール人が最後まで残っていた。身長は1.6m程。狩猟は荒っぽく、植物は副食にすぎなかった様だ。 | 各種間の関わりは弱目とされ、100万人程度のホモ属が広く分布していた。ネアンデルタール人の脳は現代人より若干大きく、背が低めで毛深い。マンモス、サイ、牛、トナカイ、等を食料とした。最初の墓、最古の笛文化が有った。言葉を話す我々と同 |
19万5千 ~ 7万年程前 | ホモ・サピエンス (新人) | 人 類 | 現在まで生き残る、より丈夫な霊長類が出現したが、その総人口は数千人にまでなった。アフリカからコサイン語族、コーカソイド(欧州人、クロマニヨン人)、モンゴロイド(中国人、米国先住民)、アボリジニー(豪州先住民) へ分かれ、各環境毎に変異して行き、より適応し各人種となった。集団生活単位が旧人よりも多く、男が大型な獲物の狩りを、女や子共は小動物や植物をと分業が成立し、多彩な食生活をしていた。 | 人口激減の原因はスマトラ島のトバ火山噴火説でヴュルム氷河期へ、他に伝染病の流行説もある。ネアンデルタール人の絶滅は、ホモ サピエンスが捕食し、食料等を奪って絶滅させた説、劇的気候変動説、新人との混血で吸収された説、弓等の飛び道具を持たず不利だった等がある。 弓矢と投げヤリの発明、首飾り、腕輪等の装飾品の作 |
紀元前12万 ~ 前1万4千年頃 | 日本列島の旧石器時代 | 日 本 | 技術 | 台形石器、ナイフ形石器、その他遺跡を1 | 無土器時代、先土器時代ともいう、明確に確かな最古の遺物は4万年程前までが中心で、世界では3万~1万年程前の後期旧石器時代にほぼ相当。 |
前7万年頃 | 砂岩洞窟内に幾何学的模様の | 南アフリカ | 数学 | 数の概念、数学の知識に基づいた表記法があった。前提に記録と、非発声的伝達法の芽生えがあった。 | 中期旧石器時代。 |
前4万年頃 | かまど利用での火の | 人 類 | 技術 | その後、1万6千5百年程前、土器加工が可能となり、最古級の土器が日本で作られる事に繋がった。 |
前2万年頃 後期旧石器時代 | 遺物、“イシャンゴの骨” | ナイル川源流地域 (コンゴ民主共和国北東部) | 数学 | ヒヒの骨に大小の傷を並べ、最初期の素数列や古代エジプトのかけ算が10進法で記述された様だ。 | 素数には割り算が必要で、最初の理解は紀元前500年の古代ギリシア時代との学者もいて、月の満ち欠けのカレンダー説もある。 |
前1万4千 ~ 前300年頃 | 縄文時代 | 日 本 | 技術 | 世界最古級の土器が作られ、縄文式土器に発展。廃棄物処理等、竪穴式住居に定住出来る環境がそろい、植物採取が本格化へ。弓矢での狩猟と、貝塚に見られる漁業生活等。土偶もこの時期。 | 打製石器、磨製石器、骨角器などが使用された。 世界では中石器から新石器時代に相当。7 |
前5500年頃 | 考古学上最古の文明 シュメール文明の発生 | 古代メソポタミア | 技術 | チグリス川とユーフラテス川の間のオリエントに紀元前9000年頃シュメール人が移住し、ウバイド文化に育った。(文明とは、一定以上の政治体制、文字活用、建築様式、職業分化、貿易、農耕等を有する文 | 社会的断層構造の形成。エジプト文明やインダス文明と交易があった可能性も有る。 考古学的に最古のビールやワインを飲んでいた。 |
前5500年頃 | 銅の精錬が | バルカン半島、 西アジア | 技術 | 銅の融点1083℃を炉で扱った。 | 初期の加工の金属は、銅、金、銀、鉛、 |
前3800年頃 | 鉄器の生産が | 古代エジプト | 技術 | 紀元前3万年頃エチオピア、スーダンから移住が始まる。紀元前1万年頃牧畜が、紀元前9千年頃農耕が芽生え、ナイル川にそって発展が始まる。 | まだピラミッドも無い国家統一前の原始王朝時代。ビールの生産も始まった。 紀元前3500年頃、ワイン生産が始まる。 |
前3300年頃 | 象形文字ヒエログリフ シリウス ナイル暦 (太陽暦) | 古代エジプト | 数学 | 古代エジプトで使用の3種の内の1つの文字体系。後に“ロゼッタストーン”発見によって解読が進んだ。 1日を24時間としたのは、エジプト人だとされる。 | 記録に残る以前の紀元前4241年頃から、毎年のナ |
前3000年頃 | バビロニア数学、60進法 | メソポタミア文明、バビロニア | 数学 | 粘土版が数百枚発掘、60進法を用い天文学が発展簡易な分数表記も可能で、少数の概念もあった。 | “0”の概念は無かった。ギリシャ数学に影響を与えた説がある。後世の時間や角度単位に影響。 |
前3000 ~ 前2600年頃 | 古代インド数学の | インダス文明 | 数学 | 10進法による重量、距離の計量法、精密な定規、貝製コンパス、貝製の天球計測器等、様々な数学用具の活用。 数学的比率、幾何学的形態の活用。 | 紀元前7000年頃からインダス川にそって文 円周率の値を知っていた説もある。 |
前2650年頃 | 階段ピラミッド建造 | エジプト | ジェセル王による。 |
前2500年頃 | 考古学上最古の戦車 | メソポタミア文明 | 技術 | 野生のロバが車を引いた。 |
前2000年頃 | 製鉄の技術が広まる | 中 国 | 技術 | 耐火レンガの溶鉱炉で1535℃の融点に対 |
前1274年頃 | 記録に残る最古の戦争 | エジプト | ヒッタイト帝国と対2万人規模の戦いで勝利し、紀元前1270年頃に記録上最古の平和条約を結んだ。 | 後のラムセス2世のネフェルタリ妃の豪華な墓場には、考古学上最古の愛の詩が残っており、男女の扱いの平等性を示している。 |
前600年頃 | 有史上 | メソポタミア文明 | ヘロドトスの地図が描かれる。 | バビロニア人による。 |
前300年頃 | 地図に経度を | メッサ の ディカエアルコス |
前230年 | 初期の歯車機構 | 中 国 | 技術 | 青銅の40歯の歯車 |
132年 | 最初の地震計 | 張衡(ちょうこう) | 中国で遠方の地震を感知し、その方角を示した。 |
800年頃 | 火薬の発見 | 中 国 | 化学 | 富士山が噴火。 |
600 ~ 1200年頃 | 縦型羽の風力を動力に変換 | ペルシアの シスタン地方 | 技術 | 木の箱形風車(ポストミル) で風力を、穀物を粉にする等の機構に使われた、人力以外の動力源。 | 風車機構は直ぐに中国に伝わり、世界中に広まった。その後水力、風力、蒸 |
1154年 | 最初の機械時計を製作 | シリアのダマカス | 技術 |
1608年 | オランダ | 技術 | ネーデルランド共和国で望遠鏡の発明特許紛争。 |
1624年 | 観測用に顕微鏡を改良し | ガリレオ ガリレイ | 技術 | オランダにて発明の顕微鏡を大改良、昆虫を観 | ウルバヌス8世に呈示した。 |
1643年 | 水銀柱の実験で真空を発見 | エヴァンジェリスタ トリチェリ Evangelista Torricelli | 1641年からガリレオの弟子となる。 | 1608年10月15日誕生、水銀気圧計の発明者。 |
1655年 | 土星の衛星タイタンを発見 | クリスティアーン ホイヘンス | 天文 | 50倍の自作望遠鏡で土星の衛星タイタンを発見。 |
1656年 | 土星の環が環状な事を発見 オリオン大星雲の独立発見と初 | クリスティアーン ホイヘンス Christiaan Huygens | 天文 | 当時兄と、対物レンズと接眼レンズが大きく離れ鏡筒が無い(100倍の) 空気望遠鏡を発明の説がある。 | 12月25日、初めての機械式の振り子時計を実際に製作。(または1657年のソースも) ハレーが、ロンドンのハッガーストンで誕生。 |
1660年 | フックの法則を発見 | ロバート フック | 物理 | 弾性のあるバネの伸びに対して張力が比例する特 | 後のゼンマイバネの開発につながる。 |
1662年 | 合馬車(馬車の共有) “5ソルの馬車”の仕組みを発明 | ブレーズ パスカル Blaise Pascal | 技術 | 現在のタクシーやバスにあたる 5ソルの馬車を使いパリで創業し初の公共交通機関となる。 | 体調が悪化し死去。 下記、1670年に“パンセ”を出版。 |
1675年 | 火薬を使った往復型エンジンを発明 | クリスティアーン ホイヘンス Christiaan Huygens | 技術 | “(色収差が) 補正された望遠鏡”についてを発刊する。空気望遠鏡を解説。 | 初の実用的な機械時計で、進み具合を調節出来るヒゲゼンマイのテンプ時計を制 |
1705年 | “彗星天文学概論”を発表 | エドモンド ハレー Edmond Halley | 天文 | ハレー彗星の軌道で、ケプラーなどが観測した1456年、1531年、1607年、1682年に現れた彗星は同一の天体で、後の1758年に回帰することを予言。 | ハレー彗星は、惑星以外で、太陽系を公転する天体の初めての確認となり、ニュートン力学の証明となった。 |
1716年 | 地球と太陽間距離(天文単位) | エドモンド ハレー Edmond Halley | 天文 | 金星の日面通過時に各観測地点での開始、終了時刻の差を用い地球と太陽間の距離 (天文単位) をだす。 | 1761年および1769年に実際の観測が行われた。 |
1718年 | 恒星の固有運動を発見 | エドモンド ハレー Edmond Halley | 天文 | 恒星の位置測定データを古代ギリシャの観測記録との比較で、不動とみられていた恒星の運動を発 | 恒星間の距離が無限で無い事を提示。 |
・年・ | 内 容 | 人 名 | タグ | 解 説 | 補 足、 MEMO |
1821年 (19世紀) | 磁気が羅針盤を回す逆の現象、電 | マイケル ファラデー Michael Faraday | 電磁気 | 実験により、後のモーターとなる電動機の原理を導き、電気から初めて動力を生み出した。 | 1791年 ファラデー、ロ 19世紀で最も傑出した実験家となって行く。 |
1831年 | 電磁誘導 を発見 | マイケル ファラデー Michael Faraday | 電磁気 | 動く磁石が電流を誘導する事に気付く。変圧器やダイナモの基礎に。発電機、電気磁石の原理を導く。 | ファラデーは、正規教育の大半を受けなかった。 当年、ジェームズ クラーク マクスウェル誕 |
1832年 | 電気化学の法則を定式化 | マイケル ファラデー |
1835年 | 電気自動車を | ロバート アンダーソン | 技術 |
1848年 | 絶対零度を発見 | ウィリアム トムソン | 熱力学 | 絶対温度目盛を導 |
1855年 | 初めて真空管を作成 | ハインリヒ ガイスラー | 技術 |
1881年 | “マイケルソン・モーリーの実験”を数度行い始める | アルバート マイケルソン エドワード ウィリアムズ モーリー | 物理 | 地球の自公転に対する角度や、観測者の運動状態等によらず変化の無い光速度不変の原理を導く。 | 例外的に光速度には、ニュートンの運動方程式が通らないかの様な計測結果を、幾度の実験が示した。 |
1887年 | 誘導電流機の特許をとる | ニコラ テスラ | 技術 | 当年、ダンロップが空気入りゴムタイヤを開発。 |
1890年 | パンチカードシステム導入 | ハーマン ホレリス | 技術 | パンチカード式統計機械を国勢調査に利 | 歯車式に代わり、電気信号を計算機を |
1895年 | 真空管からの陰極線の実験と写真乾板から、X線を発見 | ヴィルヘルム コンラート レントゲン | 量子 | 様々な原子と真空管からの陰極線の実験にて、側の写真乾板が感光。陰極線以外の未知の線種を発 | 未知を示す代数Xを名に当てた。 後の科学文明に広く活用。 当年、マルコーニが無線電信を発明。 |
・年・ | 内 容 | 人 名 | タグ | 解 説 | 補 足、 MEMO |
1902年 | スタンレー蒸気自動車を | スタンリー マイヤー | 技術 | 水を電気分解した酸水素ガスで、エンジンを起 | サットン等が遺伝子のありかは、染色体と示す。 |
1906年 | AM方式で、 | 技術 | 日本初の専用線電話一部設置。日本鉄道 |
1909年 | 原子、分子 の | ジャン バティスト ペラン | 物理 | ブラウン運動の実験的検証。 |
1911年 | 原子核の発見 ラザフォードの原子モデル | アーネスト ラザフォード Ernest Rutherford | 核物理 | ハンス ガイガーと共に、正電荷の球内を負電荷の電子が飛び回る説の検証実験で、原子核を発見。 | その回りで月の様に周回する電子像を ウィルソンが放射線軌道の飛跡観測の霧箱を発明。 |
1912年 | X線の実像を | マックス フォン ラウエ | 量子 | 細かい波長の電磁波、X線の回折現象を発 | 明治天皇死去。 タイタニック号沈没。 |
1917年 | 光の誘導放出に関する論文 | アルベルト アインシュタイン | 量子 | 後にレーザー光の基礎を築く論文を執筆。 |
1918年 | ゲージ原理 | ヘルマン クラウス フーゴー ワイ | 量子 | 標準模型の鍵となる、場の対称性の原理の基軸。 | この年、ドイツでエニグマ(暗号機) |
1927年 | “不確定性原理” を発表 | ヴェルナー ハイゼンベルク | 量子 | 同時の位置と運動量の厳密測定は‘原理的に不可能’。 | この年、ガーマーにより電子の波動性を |
1929年 | 観測の結果をまとめ | エドウィン パウエル ハッブル Edwin Powell Hubble | 天文 | ウイルソン山天文台での、セファイド型変光星や銀河のドップラー編移の観測で膨張宇宙を観測。 | 地球から各銀河までの距離に比例した速度で遠ざかっている事を発見。新たな宇宙観へと導いた。 |
1931年 | β崩壊時、後にニュートリノと呼ばれる粒子の存在を | ヴォルフガング エルンスト パウリ Wolfgang Ernst Pauli | 核物理 | ベータ崩壊で放出する粒子のうち陽子質量の1%以下の中性微子が、エネルギーを持ち去ると想定。 | エネルギー保存則と角運動量保存則の保持から。チャンドラセカールが白色矮星の質量上限示す。 |
1932年 | 中性子の発見 | ジェームズ チャドウィック | 核物理 | 電気的に中性な粒子を観測。 | デヴィッド アンダーソン達が、陽電子を |
1936年 | 計算可能な数について、 “チューリングマシン”提唱 | アラン チューリング エミール レオン ポスト | 熱力学 | 軸が無限に長いテープ上を移動し、情報を読み込み、メモリに記憶、書き込むモデル。計算機の原理構造を数学的に定義した計算模型。 | ある論理式が回答可能かを事前判別する方法は‘原理的に無い’と提示。 アロンゾ チャーチが、アルゴリズム |
1942年 | ウランの連鎖反応が可能に | エンリコ フェルミ | 核物理 | マンハッタン計画の一環の、初の原子炉が稼 | 坂田昌一等が、πとμの2中間子説を提示。 |
1944年 | 抗生物質の発見 | セルマン ワクスマン | 医学 | 抗生物質、ストレプトマイシンを発見。 | アメリカ軍、日本爆撃開始。 |
1945年 | 世界初の核爆弾実験を行使 | アメリカ | 核物理 | トリニティ実験を実施。その後8月、実際に投下。 | 広島(ウラン)、長崎(プルトニウム) 原爆を投下。 |
1945 ~ 1946年 | プルトニウムの臨界量を | ダリアン、 スローティン | 核物理 | プルトニウムの臨界質量の値を特定。 | 最初の臨界事故の死者2名。(マンハッタン計画) |
1947年 | ラムダ粒子(バリオン)、K中間子(メソン)の観測 | ブルックヘブン国立研究所 | 核物理 | 以降、新粒子の発見ラッシュに。 | 当年、日本国憲法が施行。 手塚治虫の漫画 “新宝島”を出版。 |
1948年 | トランジスタを発明 | ウィリアム ショックレー ウォルター ブラッテン ジョン バーディーン | 技術 | ベル研究所で真空管に代わる増幅素子の開発を指示され、点接触型と接合型トランジスタを研究開発。 | 湯川秀樹が量子の最小単位が体積 0の点でない一定領域な非局所場の理論を提示。空 後にループ量子重力理論へ。 |
1950年 | ラッセル・アインシュタイン宣言に署名 | アルベルト アインシュタイン | アメリカ大統領、トルーマンが水爆製造を指令。 水素爆弾反対の宣言書をつくり、 | 1955年に76歳で永 ここに湯川秀樹も著 当年、 海底地図を作製。 朝鮮戦争勃発。 |
1952年 | ド・ブロイのパラドックス | ルイ ド ブロイ | 量子 | 確率解約的、粒子と波動性のパラドックスを示す。 | アメリカ、初の水素爆弾実験を行う。 |
1953年 | 炭素の核融合生成に成功 | フレッド ホイル | 核物理 | 3個のヘリウム衝突実験。宇宙の炭素起源を提 | 生成した原子核の性質を測定した。 |
1953年 | ニュートリノを原子炉で発見 | フレデリック ライネス クライド コーワン | 核物理 | 水分子中の原子核とニュートリノの反応で生じる中性子と陽電子を観測した。 | 当初、弱い相互作用のみで質量 0と予想でパウリは、観測実現に消極的だったが、 |
1954年 | CERN(セルン) | スイス、フランス | 核物理 | 欧州合同素粒子原子核研究機構。サーンとも発音。 | 2008年に、LHC、ATLASを設置。 |
1956年 | 波動方程式の “多世界解釈” | ヒュー エヴェレット Hugh Everett III | 量子 | 量子力学を宇宙全体に適応した事で、観測問題の波束の収束が不用な並行世界的決定論な解釈を提示。 | フレデリック等が、ニュートリノを検 |
1956年 | “パリティ対称性の破れ” | 李政道(リー セイドウ)、 楊振寧 | 量子 | 弱い核力で空間対称性(P対称性) が非保存とした。 | 初の商用原子力発電所が、イギリスで |
1964年 | クオークモデルの提唱 | マレー ゲルマン、ジョージ ツヴァイク、ユヴァル ネーマン | 量子 | 各独自にハドロン(複合粒子) 内部の素粒子構造としてクォーク模型を提示。 | 当年、BASIC言語のプログラムを初実行。 ピーター ウェア ヒッグスがヒッグス機構 |
1975年 | タウ粒子を発見 | パール | 核物理 | 電子と陽電子の線形衝突型加速器にて。 | τ粒子、第3世代の荷電レプトン。 |
1979年 | グルーオンを発見 | ドイツ電子シンクロトロン研究所 | 核物理 | “ウォークマン”発売。 WHOが天然痘の |
1983年 | HIVウイルス | リュック モンタニエ | 医学 | AIDS (後天性免疫不全症候群) 感染が世界中に拡 | 当年、赤外線天文衛星を打ち上げ。 |
1992年 | ガリレオの宗教裁判に謝罪 | ローマ法王、ヨハネ パウロ2世 | 宗教 | 当時の宗教裁判を、誤りだったと | 高エネ研(KEK)森田洋平が日本初のWebを公開。 |
2001年 (21世紀) | WMAPの打ち上げ 成果を2003年に発表 | NASA | 天文, 技術 | 宇宙背景放射の観測が、インフレーション理論と、Black Holeと量子ゆらぎの | ウィルキンソン・マイクロ波異方性探査機。精密な宇宙の年齢、暗黒物質等々値の総合観測。 |
2003年 | ペンタクオーク等新粒子 | 中野貴志 等 | 核物理 | ペンタクオーク等の新粒子をSPring-8等で発見。 | MV-5ロケットで探査機はやぶさを |
2006年 | マイクロ波に対して不可視となる、メタマテリアルの実現 | デューク大学 ロンドン大学インペリアル ガレッジ | 技術 | 従来の光学的常識に反する性質を有するメタマテリアル(その人工素材をマイクロ波が迂回し避ける構造により不可視化する性質)を製造。 | Metamaterialを使うと、マイクロ波に対してある対称をほぼ隠す事が出来る。将来、可視光に対応するMetamaterialも期待。 |
2012年 | 不確定性原理の破れの補正を加えた“小澤の不等式”を実験で実証 | 小澤正直 | 量子 | 2003年発表の小澤の不等式での不確定性原理の破れを実証。 | 元々の位置の観測誤差と運動の乱れ、プランク定数の3要素に、位置と運動の量子ゆらぎを追 |
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・数学、情報史関係の、年表や解説の参考、出典ソースです。
・物理学史関係の、年表や解説の参考、出典ソースです。