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文明誕生の歩みと哲学から天文、古典的科学と現代物理への進展史

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史実  コペルニクス  ケプラー  ガリレオ  ニュートン  マクスウェル  アインシュタイン  ホーキング  Black Hole  光について  統一理論  量子コンピューター  情報処理  オイラー  フェルマー  誕生|永眠

 

・年・内 容名 称タグ解 説
補 足、 MEMO

前445年頃万物は不変にある
変化や時間の流れは幻想
パルメニデス
Parmenidēs
哲学無から有は産まれず、変化は錯覚で、原理は不変。感覚よりも理性に信を置いた。 ( 合理主義の発端 )イデア論が影響を受ける。( 紀元前515年頃生誕 )
後に質量保存の法則が支持。

前300年頃“言論”で “幾何学” の基礎を確立エウクレイデス(ユークリッド)
Eukleidēs( Euclid )
数学今でも使われる公理(自明的前提の仮定) や定義、原理、証明等を組み合わせた最初期のもの、幾何学の基本原則を確立。エジプトの図書館で教えていた。最古の哲学者ターレスが、幾何学をギリシャにもたらした。

前240年頃複雑形態物の
体積測定法を発見
浮力の原理を提唱
てこの原理の発見
アルキメデス
Archimedes
物理冠を水桶に沈め、あふれ出た水量で体積を比べた話が有名だが、これだと合金でも純金と誤差の範囲に収まってしまう。実際には、初めて科学的に発見した“浮力の原理”により同質量の金との浮力差の有無で示したと言われる。科学的に浮力を発見、“アルキメデスの原理”を提唱。 球体とそれに外接する円柱の体積比および面積比は2対3になる事を証明。πの値や、月までの距離を高精度で算出した。

132年最初の地震計 を発明張衡(ちょうこう)中国で遠方の地震を感知し、その方角を示した。

1011 ~ 1021年光学理論の研究 で7巻“光学の書”を書く
後の実験手法に 影響を与えた
アルハゼン
イブン アル ハイサム
Ibn al-Haitham
アルハーゼン
物理屈折、虹、色、影、日食等の研究に、その観察と実験手法も記した。眼球の各部位、構造について、初の正確な描写を行った。双眼視(立体視) についても研究し、視覚は、脳内で認識されると考えた。カメラ オブスキュラを発案。光の直進性を初めて実証。レンズの拡大視の仕組みを研究。近代光学の父と言われる。また"外部の力が無ければ、静止か、等速運動を続ける"とも言った。

1038年“七つの惑星の運航モデル”アルハゼン (73歳)天文科学史上初めて、軸中心で回転する地球像を提示。プトレマイオス以降初の太陽系モデル等を示す

600 ~ 1200年頃縦型羽の風力を動力に変換ペルシアの
シスタン地方
技術木の箱形風車(ポストミル) で風力を、穀物を粉にする等の機構に使われた、人力以外の動力源。風車機構は直ぐに中国に伝わり、世界中に広まった。その後水力、風力、蒸気、電力と発展した。

1543年頃
(16世紀)
“天体の回転について” を発行ニコラウス コペルニクス
Nicolaus Copernicus
天文地動説での惑星の軌道計算を行った。
天文学に初めて初期的数学を持ち込んだ。

1589年落下速度と質量の関係
ピサの斜塔での実験
ガリレオ ガリレイ (25歳)
Galileo Galilei
物理重力加速度は、重さ(質量) に比例しない。アリストテレスの物と落下に関する説と信頼も否定する結果に。観察と実験と数学による検証の科学の開拓者。“ピサの斜塔の実験”の場所には諸説ある。
イタリアのピサ大学の数学講師(3年契約)となる。 哲学や形而上学から測定の科学へ。

1592年自由落下の垂直距離は、落下時の2に比例
摩擦力を定義
ガリレオ ガリレイ (28歳)
Galileo Galilei
物理等速度運動、加速度運動と摩擦、自由落下の研究。(自由落下物の垂直距離は落下時間の 2乗に比例。 投射体の軌道の三角法不使用な複雑な公式を導く)ピサ大学の職が期限切れに(更新されず)。
イタリアのパドヴァ大学教授へ(6年契約)。

1609年
楕円軌道について “新天文学”発表
ケプラーの 第1、第2法則
ヨハネス ケプラー (38歳)
Johannes Kepler
天文,
物理
惑星は太陽を焦点に楕円軌道を描く。特定の惑星軌道で二つ以上の、同一時間の軌道曲線と太陽の3点を結ぶ線分の各面積は一定。(面積速度一定の法則)以前の惑星観は正円軌道説で、予測にズレが有り、楕軌道導入で(水星を省き) 高精度な予測が可能に。幾何学と自然現象との相関関係を示す。

1618年ケプラーの 第3法則ヨハネス ケプラー (47歳)
Johannes Kepler
天文,
物理
それぞれ惑星の公転周期の2乗は、楕円軌道の長半径の3乗に比例する。(または、 1619年に発表のソースも)

1632年“天文対話”(二大世界体系についての対話)を発表
相対性原理 (ガリレイ変換)
ガリレオ ガリレイ (68歳)
Galileo Galilei
物理,
天文
“慣性系” の運動法則は、地動説においても静止系と同一に成り立つ。等速運動の地球上で、物質が真下に自由落下する。運動法則の静止系との等価性を提示。 後にデカルトが普遍性を示し、ニュートンが慣性の法則として定義。教皇への考慮から、地動説派と天動説派との論争として“天文対話”を発表。 コペルニクスが唱え、ケプラーが発展させた太陽中心説を支持。
8月にイタリアのローマ教皇ウルバヌス8世の怒りをかい印刷と販売が停止。呼び出される。

1637年“方法序説”を公刊
“我思う,ゆえに我あり” と説く、解析幾何学の基礎となる座標系をフェルマーとの文通を交え新たに定義し、 代数と幾何学を結びつけた
ルネ デカルト
(41歳)
René Descartes
哲学,
数学
第4部で “全てを疑おうとしても、そこに疑問を抱く自分だけは絶対に疑い様が無い”という命題 “我思う、ゆえに我あり” (Cogito ergo sum) を説いた。第5部で、宗教裁判で異端となる懸念で公表を控えていた“世界論”(宇宙論) の内容を略述。全て事象は原理に由来するとし、心臓も機械ポンプだと言った。神を無限な実体として世界の根底に設定、精神と身体という2つの有限を立てた。宇宙を原理構造的に解釈し、新設の解析幾何学の直交座標系(デカルト座標) によって、惑星軌道を幾何的に捕えた。初版は、宗教裁判を恐れ、偽名で発行。
後の近代哲学の起点、科学進展の鍵とされた。

1640年手回し式計算機 パスカリーヌ (歯車式演算装置)を作成し父親に授けたブレーズ パスカル (17歳)
Blaise Pascal
技術原理的に計算機の可能性を実証しコンピューターの概念を多数導入、その後の計算機の発展に大きな影響を与えた。史上初の機械式計算機の構想、設計、製作を行い、1642年に完成し加減算の計算機を発明した。

1642 ~ 1727年ニュートン力学、
運動方程式、
万有引力の法則を提唱
アイザック ニュートン
Sir Isaac Newton
物理,
天文
微分積分の発見。 イギリスの物理学者(光学、力学)、天文学者、数学者。 実証主義科学の礎。初期は、現在のエネルギーの概念ではなく、力を論じ、力学上初めて引く力を想定した。錬金術に関する書物も多く残した。

1643年水銀柱の実験で真空を発見エヴァンジェリスタ トリチェリ
Evangelista Torricelli
1641年からガリレオの弟子となる。1608年10月15日誕生、水銀気圧計の発明者。

1648年パスカルの原理 を発見ブレーズ パスカル (25歳)
Blaise Pascal
物理,
熱力学
流体の入った容器内の1点に力を与えると容器全表面に垂直で均等な力が生じ、圧力が増える。流体静力学や気象学の基礎を築き、圧力の国際単位はパスカル(Pa)となり。現在、気象界でもミリバールからヘクトパスカルが重宝される様に。

1660年フックの法則を発見ロバート フック (25歳)物理弾性のあるバネの伸びに対して張力が比例する特性。後のゼンマイバネの開発につながる。

1661年幾何光学的な
フェルマーの原理を発見
ピエール ド フェルマー
Pierre de Fermat
物理は光学的に最短、“時間”が最小になる経路を通る事を発見。
(これにより入射角と反射角が等しくなる等となる)
ホイヘンスの原理と合わせ、水面やレンズ等を通った光の屈折を示す“スネル・デカルトの法則”(屈折の法則) が導かれる幾何光学的法則。

1665 ~ 1666年“驚異の年”
天上の原理と、地上の原理を統一する万有引力等の発見
アイザック ニュートン (22歳)
Sir Isaac Newton
物理,
天文,
数学
腺ペスト流行から休校で2年程ウールスソープに戻り「林檎は落ちるのに月は落ちない。地上と月公転の力学的等価性」の粒子説、プリズム分析(白色光はプリズムの混合色、色とスペクトルの関係)、反射望遠鏡の仕組み発明等の様々な考察と発見。虹色のグラデーションを7色だとしたのも彼。 “リンゴが木から落ちるのを見て万有引力を思いついた”とするのは後に語った事で諸説ある。
後にこの時期が生涯一、数学と自然哲学と発見の絶頂期だったと記している。

1674年“観察から地球の運動を証明する試み”に世界体系の発展版を付録ロバート フック (39歳)
Robert Hooke
天文太陽と惑星間の相互引力による楕円軌道を仮定し、近いほど引力が強まるとしたが、数学的証明を付けず、万有引力的普遍性にまでは未達成だった。惑星の回転軌道は、慣性成分と求心成分との2つの関わりからなると示していた。
使用する観測機器は誤差が大きかった。

1675年火薬を使った往復型エンジンを発明クリスティアーン ホイヘンス (46歳)
Christiaan Huygens
技術“(色収差が) 補正された望遠鏡”についてを発刊する。空気望遠鏡を解説。初の実用的な機械時計で、進み具合を調節出来るヒゲゼンマイのテンプ時計を制する。

1675年微積分の着想ゴットフリート ヴィルヘルム ライプニッツ (29歳)数学無限小解析学(微積分)と現在も使われる“ライプニッツの記法”をニュートンとは独立に着想。理性の真理と事実の真理があるとし、神は経験不用で全知だが、真理が無限にあるなら、私達は経験によって近づき続けるしか無いと示した。

1678年ホイヘンス・フレネルの原理を発クリスティアーン ホイヘンス (49歳)
Christiaan Huygens
物理波動の反射と屈折や回折(回り込み)を説明した。1836年、オーギュスタン ジャン フレネルが後進波が無い理屈を加え、1882年にグスタフ キルヒホフがヘルムホルツ方程式を基礎にフレネル・キルヒホフの回折理論を示した。

1679年フックと頻繁な手紙の交換を始めるアイザック ニュートン (36歳)
ロバート フック (44歳)
物理,
天文
他の会員の研究に対する意見や、惑星軌道や様々な問題の意を訪ねた。1680年フックが、重力の逆2乗則の考えをニュートンへ伝える。

1684年“回転している物体の運動について”をハレーに送るアイザック ニュートン (41歳)
Sir Isaac Newton
エドモンド ハレー (27歳)
Edmond Halley
物理,
天文,
数学
「惑星が距離の平方に反比例な力で太陽に引き寄せると仮定すると、惑星が描く曲線は?」との エドモンド ハレーからの質問に「楕円だろう」と答えた時の詳細を、紛失した論文を書き直し送付した。ハレーはこの時、ニュートンが既に“ケプラーの惑星運動の法則”を統合的に含む原理を証明しているが、まだ発表していない事を知った。
万有引力着想のきっかけは、フックやケプラー、ガリレオ等だとする説がある。

1687年
自然哲学の数学的諸原理で ‘運動の法則’ 等の整理を含む “プリンピキア”出版
アイザック ニュートン (44歳)
Sir Isaac Newton
物理,
天文,
数学
エドモンド ハレーからの援助と、力学研究のまとめの執筆の勧めからニュートン力学や、万有引力による惑星軌道など、宇宙の規則体型の総を提示。古典力学の基礎、500ページ余りの初版、全3巻。
微積分は用いず、ユークリッド幾何学を基礎に、作用反作用、運動、慣性の法則等を提示した。

1704年“光学”を匿名で 出版
微分積分を発表
アイザック ニュートン (61歳)
Sir Isaac Newton
物理

1705年“彗星天文学概論”を発表エドモンド ハレー (48歳)
Edmond Halley
天文ハレー彗星の軌道で、ケプラーなどが観測した1456年、1531年、1607年、1682年に現れた彗星は同一の天体で、後の1758年に回帰することを予言。ハレー彗星は、惑星以外で、太陽系を公転する天体の初めての確認となり、ニュートン力学の証明となった。

1707 ~ 1783年バーゼル問題を解決し解析学、微積分の洗練、級数、連分数、近似計算、特殊関数、微分方程式、多重積分、偏微分法、等々に実績を残すレオンハルト オイラー
Leonhard Euler
数学オイラーの定数、フェルマーの小定理の拡張、オイラーのφ関数、ゼータ関数、数論等、大量の業績や公式を残し、絶大な影響を広めた。息をする様に計算をする等の評判も有ったが、かなり目が悪く、むしろ気が散らず効率的とも自称した。1760年代までニュートン力学を容認せず、エーテル理論に固執し、その後万有引力理論を、幾何学的表現から近代的解析学に修正した。残した論文は人類最多の8百以上と言われ、彼が決めた数学記号も多い。

1738年“流体力学” の発行ダニエル ベルヌーイ
Daniel Bernoulli
熱力学空気や水の速い流動になるほど、その部分は低圧力となる。後にオイラーが洗練させる。オイラーが力を定義後、1755年に基礎方程式を導き体系化した。

・年・内 容人 名タグ解 説
補 足、 MEMO

1772年実験前後で総質量が変化しない、 “質量保存の法則” を発見アントワーヌ ローラン ド ラヴォアジエ物理体積と質量を精密に計測する実験で、化学反応の前後で、質量対称性の保持の原を発見。酸素(Oxygen) を命名し、 燃焼を酸素との結合で説明した最初の人物。

1788年“最小作用の原理” に沿う解析力学、“ラグランジュ力学” を構築ジョゼフ ルイ ラグランジュ(53歳)
Joseph-Louis Lagrange
物理ニュートン力学を後の数学、ラグランジュ力学(最小作用の原理) とハミルトン力学を用い総合。後の電磁気学や相対性理論等に応用でき、マクスウェル方程式、重力場方程式を導き扱える。

1788年‘熱’ はエネルギーの一形態というを示すベンジャミン トンプソン
Sir Benjamin Thompson
熱力学摩擦熱の観察から、熱を粒子の運動として説明し、カロリック説(熱素説) を否定する原理を示した。当年、ワットが蒸気機関を発明。

1803年初の“二重スリット実験” を行うトマス ヤング量子初の二重スリット実験によっての波動性を示す。の干渉縞を再発見した。

1821年
(19世紀)
磁気が羅針盤を回す逆の現象、電磁気回転を実証マイケル ファラデー
Michael Faraday
電磁気実験により、後のモーターとなる電動機の原理を導き、電気から初めて動力を生み出した。1791年 ファラデー、ロンドンで誕生。
19世紀で最も傑出した実験家となって行く。

1827年花粉などが水中で不規則的に動ブラウン運動 を発見し、 詳細な記録を残す。ロバート ブラウン
Robert Brown
熱力学花粉などが水中で不規則的に動くブラウン運動 を発見し、詳細な記録を残す。後に、この原理構造をアインシュタインが解明。

1831年電磁誘導 を発見マイケル ファラデー
Michael Faraday
電磁気動く磁石が電流を誘導する事に気付く。変圧器やダイナモの基礎に。発電機、電気磁石の原理を導く。ファラデーは、正規教育の大半を受けなかった。
当年、ジェームズ クラーク マクスウェル誕生。

1832年電気化学の法則を定式化マイケル ファラデー

1843年熱と力学的仕事の等価性、
実験的に熱の仕事等量を初めて示し“ジュールの法則”を発見
ジェームズ プレスコット ジュール
James Prescott Joule
熱力学,
物理
電磁石の引力は、電流の2乗に比例する事を発見。また水に入れた導線のコイルを重りで回転させ誘導電流を流した時の、水の温度上昇の測定の実験から。電流からの熱量は、流した電流の2乗と、導体の電気抵抗に比例することを発見した。一方この熱はどこから来たのか原理構造の疑問に、実験全体の各要素の温度変化を(当時の)精密測定し、熱はコイルから移動して来たのではなく、導線で発生した事が示された。
多様な実験が、後に熱力学第一法則に繋がった。

1845年偏光現象と磁場の影響 を発見マイケル ファラデー電磁気偏光が磁場に影響を与える関係性を観測。幾度の実験の末、電気と磁気との関係を導く。

1847年“エネルギー保存の法則”
熱力学の第1法則を確立
ヘルマン ルートヴィヒ フェルディナント フォン ヘルムホルツ熱力学ジュールが行ってきた熱の仕事当量の実験を基に、熱力学の第一法則、エネルギー保存の法則を導く。後にアインシュタインが導く質量とエネルギーの等価性から、質量も含めた総量が保持される。

1848年絶対零度を発見ウィリアム トムソン熱力学絶対温度目盛を導入。

1852年磁気の‘力線’の実在性を主張マイケル ファラデー電磁気力線の概念については、一部から反発もあった。

1854年電磁気に関する論文ジェームズ クラーク マクスウェル電磁気“ファラデーの力線について” を発表。後にファラデーと交流を交わす様になる。

1854年絶対温度(K:ケルビン) を定義ウィリアム トムソン熱力学カルノーの関数に基づき定義。 単位は"K"。当年 and, or, not,等の演算、ブール代数 提唱。

1854年エントロピーと呼ぶ事になる 状態関数の概念を提示ルドルフ クラウジウス
Rudolf Julius Emmanuel Clausius
熱力学後にエントロピーと呼ばれる状態関数を導出。 熱力学の2篇目の論文を発表。物質が、例えば氷より、水蒸気の方がエントロピーが高い等と言われ、値は非可逆的に増大する。

1855年初めて真空管を作成ハインリヒ ガイスラー技術

1860年気体の分子論に関する論文ジェームズ クラーク マクスウェル物理個々の粒子の速度分布はマクスウェル分布に従う。気体の動力学的で、統計的な理論を示す。

1861年論文 “物理的な力線について” を発表し、 は電磁気と 双対的な事象の側面 と総括ジェームズ クラーク マクスウェル
James Clerk Maxwell
物理,
電磁気
エーテルに渦流が満たし、間の小さな歯車的構造が力線に沿い整列した力学モデルを提案し、正確なアンペールの法則を初めて導く。さらにエーテルを弾性体とし、電気と磁気の相互作用の波の伝播速度を光速度と導き、光と電磁気は双対的だと導いた。当時、実験検証の無い要素も合わせ、理論を組み上げた。
光の三原色の各フィルター別の写真を重ね、史上初のカラー写真の撮影にマクスウェルが成功。
1867年に、ファラデー永眠。

1865年熱力学の 第2法則、
“エントロピーの増大”を提示
ルドルフ ユリウス エマヌエル クラウジウス熱力学“エネルギー保存則”とエントロピーの理論を完成させ、熱力学の第二法則を示す。状態が取り得る可能な状態に対し、現状の乱雑度。 情報理論の基礎ともなった。

1865年論文 “電磁場の 動的理論”で
“マクスウェルの方程式”を発表
ジェームズ クラーク マクスウェル
James Clerk Maxwell
電磁気,
物理
電磁気に関する3つ目の論文で電磁波という用語を使い、電気と磁気と運動の相関を説いた。ここでは、エーテル、渦流、歯車等の未観測の要素を取り省き、ラグランジュ力学(最小作用の原理)で記述された。

1869年元素を“周期表”として整理ドミトリ メンデレーエフ化学元素の質量や役割を周期律で整理。当時未知な元素3つの存在の予言を示した。

1873年電気磁気論の 総括を出版
4つの方程式 を提唱
“マクスウェルの悪魔”を提示
ジェームズ クラーク マクスウェル
James Clerk Maxwell
電磁気,
熱力学
クラウジウスが提唱した熱力学の第二法則、“エントロピーの増大”に対する疑問、減少可能なパラドックスを示した思考実験“マクスウェルの悪魔”を提唱。均一温度の並ぶ2部屋に横断する小穴の扉が有り 高速運動粒子が来た時のみ扉を開ける悪魔が、物理的運動なしに、片側の温度を下げ続ける思考実験。

1881年“マイケルソン・モーリーの実験”を数度行い始めるアルバート マイケルソン
エドワード ウィリアムズ モーリー
物理地球の自公転に対する角度や、観測者の運動状態等によらず変化の無い光速度不変の原理を導く。例外的に光速度には、ニュートンの運動方程式が通らないかの様な計測結果を、幾度の実験が示した。

1895年真空管からの陰極線の実験と写真乾板から、X線を発見ヴィルヘルム コンラート レントゲン量子様々な原子と真空管からの陰極線の実験にて、側の写真乾板が感光。陰極線以外の未知の線種を発見。未知を示す代数Xを名に当てた。 後の科学文明に広く活用。
当年、マルコーニが無線電信を発明。

1896年ウラン塩から放射線を発見アントワーヌ アンリ ベクレル物理ルイ ブノワが、X線の電離作用を発見。

1897年原子から出る陰極線は低質量な粒子による、電子だと発見サー ジョゼフ ジョン トムソン
Sir Joseph John Thomson
量子真空管の実験で、陽極側に曲がる現象を用い、陰極線の正体は原子自体が含む電子の放出と発見。原子が最小単位でない事を発見。
パウエル エールリッヒが、抗生物質を発見。

1899年“ローレンツ収縮”を発表ヘンドリック アントーン ローレンツ物理等速運動する慣性系の物体の長さが,静止系より運動方向に収縮する原理で、後に時間の遅れを導入。マイケルソン・モーリーの実験や、電磁気学と古典力学の矛盾回避のため。

1902年スタンレー蒸気自動車を生産スタンリー マイヤー技術水を電気分解した酸水素ガスで、エンジンを起動。サットン等が遺伝子のありかは、染色体と示す。

1903年原子の土星型模型を掲示長岡半太郎量子ライト兄弟が有人動力飛行に初成功。

1904年原子のプラムプディング モデル(ブドウパン模型)を掲示サー ジョゼフ ジョン トムソン量子正電荷の球内で、静止分布するスイカの種状の電子を想定。トムソン本人の命名ではない。中性の原子からの、負電荷の電子の検出から。

1905年
(20世紀)
光量子仮説 を提唱
光電効果の原理構造を導く
アルベルト アインシュタイン (26歳)
Albert Einstein
アルバート アインシュタイン
量子(炬燵で日焼けは不可能等) 光電効果の原理説明からのエネルギーは、無限に滑らかな変数ではなく、断続的、解離的、量子的値のみをとる原理を提示。の実像は波動説と粒子説間での論争だったが、 プランクの量子仮説を取り入れ、波と粒の双対的な量子だと示し、量子論の 土台となった。  3月。

1905年新たな分子サイズ測定方法アルベルト アインシュタイン物理分子が含まれる溶液の粘性とアボガドロ数から。4月。 ベルン特許局に勤めていた。

1905年ブラウン運動理論を提示アルベルト アインシュタイン物理水分子と微粒子の衝突が原因と示す。古典的現象との繫がりで原子、分子の実在を示す。

1905年光速運動 に関する
“特殊相対性理論”を提唱
不変的基準は ‘光速度’とした
アルベルト アインシュタイン (26歳)
Albert Einstein
アルバート アインシュタイン
物理,
量子
光速度不変則による相対的に歪む‘空間’と‘時間’に関する原理。‘時間’は普遍的に絶対不変の基準とされて来たが、時間でさえ相対的に歪む原理を初めて提示。光速度が絶対不変なら時間の方が歪むのだろうと示した等速直線運動という特殊条件下での理論。
当年、ロシアで第一革命。 “我が輩は猫である”出版。

1905年特殊相対論の解
E=mc2を提示
エネルギー = 質量×光速の二乗
アルベルト アインシュタイン (26歳)
Albert Einstein
アルバート アインシュタイン
物理質量とエネルギーの等価性を示し、位置、運動、電気、熱等のエネルギーは、エネルギー保存の法則で繋がり、 初めてエネルギーの本質像を示した。準光速で運動の質量は、光速度不変則から時間が鈍速に歪むが、 運動量保存則から運動エネルギーが質量へ変換される。  9月。

1907年“等価原理”を発見アルベルト アインシュタイン (28歳)
Albert Einstein
物理加速時の‘慣性の力’と重力は等価な現象だと、 エレベーター落下と無重力の思考実験から発見した。これを後に、“生涯で最高のアイデア” と語り、も曲がる事を予言。
当年、湯川秀樹産まれる。

1907年空間+時間の 4次元時空
ミンコフスキー時空を発表
ヘルマン ミンコフスキー
Hermann Minkowski
物理,
数学
特殊相対性理論に基づき、幾何学化した3次元空間に、時間軸を足した4次元時空として定義。当年“夢判断”に感激したユングが、著者のフロイトと出会う。

1909年原子、分子 の 存在を証明ジャン バティスト ペラン物理ブラウン運動の実験的検証。

1911年超伝導の発見ヘイケ カーメルリング オンネス物理液体ヘリウムで極低温化した水銀で観察。アインシュタインが第1回ソルベイ会議に参加。

1912年X線の実像を 電磁波と実証マックス フォン ラウエ量子細かい波長の電磁波、X線の回折現象を発見。明治天皇死去。 タイタニック号沈没。

1913年原子番号の根源を示すヘンリー モーズリー量子原子番号が、原子核の正電荷の量だと示す。ユング、フロイトと決別へ。

1913年零点エネルギーを提示アインシュタイン、シュテルン量子量子的原理からエネルギーを 0に固定出来ない。後に不確定性原理や量子ゆらぎのためと 解る。

1913年ボーアの量子条件
新たな電子軌道の原子像
ニールス ヘンリク ダヴィド ボーア
Niels Henrik David Bohr
物理,
量子
一見、極微の太陽系の様な水素原子像を示し、原子核を電子が取り巻き、量子仮説を考慮し、エネルギーの段階により離散的な軌道を描くモデル。段階的に電子軌道を飛び越える度、特定波長の放射線の吸収や放出で、原子が光る原因とした。

1916年一般相対性理論を提唱
重力の原因は時空の歪みで、 初めて正確に水星軌道を求めた、重力場理論
アルベルト アインシュタイン (37歳)
Albert Einstein
アルバート アインシュタイン
物理重力と慣性力を等価原理で繋ぎ、同等な現象とした。質量が時空を歪め重力を生成、を曲げる事を導き出した。時間や空間に不変で絶対的基準は無い。宇宙に絶対的に静止した場所は無いと示した。特殊相対論に加減速、カーブ、重力、4次元時空 (空間+1次元の時間。“ミンコフスキー時空”) を含め一般化した。重力伝達速度は、ニュートン的な瞬時ではなく、 光速度。

1916年重力波に関する最初の論文アルベルト アインシュタイン物理質量により時空の歪みが波打つ現象を 予言。2016年に波の初観測。

1916年初の一般相対論の非回転な ブラックホール解を発表カール シュヴァルツシルト
Karl Schwarzschild
物理脱出速度が光速を超える領域、球対称な事象の地平面(シュヴァルツシルト半径) を示す。ルードヴィヒ フラムがシュヴァルツシルト解のワームホール的特性を指摘。

1917年光の誘導放出に関する論文アルベルト アインシュタイン量子後にレーザー光の基礎を築く論文を執筆。

1917年宇宙論的考察に関する論文 を発表、宇宙定数を導入アルベルト アインシュタイン (38歳)
Albert Einstein
物理,
天文
自身の方程式に斥力的な“宇宙定数”を導入。現在では、定数とは限らない事から“宇宙項”とした。そのままだと重力によって宇宙が、収縮か膨張するため定常宇宙を保てない事から。

1918年ゲージ原理 を提唱ヘルマン クラウス フーゴー ワイ量子標準模型の鍵となる、場の対称性の原理の基軸。この年、ドイツでエニグマ(暗号機) を作成。

1919年陽子を発見
中性子の存在を予言
アーネスト ラザフォード
Ernest Rutherford
核物理電子+陽子でも、原子の質量に足りない事から。アーサー エディントンによる日食観測で、太陽重力場でのの湾曲を確認。 一般相対論を実証。

1922年統一場理論に関する 初の論文アルベルト アインシュタイン物理重力と電磁気力の統一の原理を模索。当時知られていた、基本的な力学の統一を探求。

1922年一般的に膨張する宇宙を示す 重力場方程式の解を発見アレクサンドル アレクサンドロヴィチ フリードマン物理アインシュタイン方程式による膨張宇宙を示した。アインシュタイン来日途中に“光量子仮説” にてノベル賞受賞。

1924年電子の波動性 (物質波)を提示ルイ ド ブロイ量子が波状と粒状で双対的なら、電子もではと、ド・ブロイ波を提示。当年、ハッブルが等方向的に在る銀河を 発見。

1926年未観測の次元の導入による “カルツァ・クライン理論”提示テオドール カルツァ
オスカル クライン
物理新たに次元を導入した5次元時空で想定した重力は電磁気力に統一されるという理論に、クラインが円形に‘コンパクト化’された‘余剰次元’の概念を導入。カルツァが1919年にアインシュタインに手紙で送り1921年に提唱した初の5次元の理論を当年、進展させた。後に超弦理論の基軸に活用される。

1926年行列力学を提唱ヴェルナー ハイゼンベルク
Werner Karl Heisenberg
量子古典的な物理描像を捨て、ハイゼンベルク描像で行列表示した量子論の理論形式。1925年に初公開。ハイゼンベルク力学、マトリクス力学 とも言う。
当年、大正天皇死去、昭和と改元。

1926年波動力学を提唱エルヴィン シュレーディンガー量子シュレーディンガーの波動方程式を提唱。物質波をもとにした、量子論の一つの理論形式。
行列力学と数学的に等価な事も導いた。

1926年波動関数を確率の波と解釈マックス ボルン量子波動関数を物理的実在の波ではないと 解釈。波動力学の関数(ψ)の物理量の具体観を 提案。

1927年“不確定性原理” を発表ヴェルナー ハイゼンベルク量子同時の位置と運動量の厳密測定は‘原理的に不可能’。この年、ガーマーにより電子の波動性を 確認。

1927年第5回ソルヴェイ会議出席アルベルト アインシュタイン (48歳)
ニールス ヘンリク ダヴィド ボーア
物理ボーアとアインシュタインの確率論的量子論対、決定論的古典力学の論争が始まる。当年、チャールズ リンドバーグが
大西洋、単独無着陸飛行に成功。

1928年陽電子(反電子)の存在を予言
“相対論的量子力学”を提示
ポール エイドリアン モーリス ディラック物理,
量子
対称性が鍵のディラック方程式を基礎に(特殊)相対論的量子力学を構築し、‘ディラックの海’から予言。量子力学にローレンツ対称性(空間と相対時間的収縮)を取り入れた。 後に、量子電磁力学へ発展する。

1929年マクスウェルの悪魔(熱力学的矛盾)の一次的撃退法 を示すレオ シラード
Leo Szilard
熱力学シラードのエンジンと呼ぶ粒子を1つ毎に扱う理論模型で、観測には必ず1つ以上の光子を当てる必要があり、そこでエントロピー増大が必要だとした。これは限定的な回答でしかなかったが、 熱力学を発展させた。

1929年観測の結果をまとめ ‘膨張宇宙’ を初めて提示エドウィン パウエル ハッブル
Edwin Powell Hubble
天文ウイルソン山天文台での、セファイド型変光星や銀河のドップラー編移の観測で膨張宇宙を観測。地球から各銀河までの距離に比例した速度で遠ざかっている事を発見。新たな宇宙観へと導いた。

1931年ハッブルの観測 と出会い “宇宙定数”を撤回アルベルト アインシュタイン (52歳)
Albert Einstein
天文,
物理
ハッブルと天文台で出会い、銀河の赤方偏移の観測を確認し、膨張宇宙を承諾した。自身の方程式に“宇宙定数”を導入した事を“人生最大の失態”と言った。アインシュタインや以前までの常識では、定常宇宙が定説だった。

1931年β崩壊時、後にニュートリノと呼ばれる粒子の存在を 予言ヴォルフガング エルンスト パウリ
Wolfgang Ernst Pauli
核物理ベータ崩壊で放出する粒子のうち陽子質量の1%以下の中性微子が、エネルギーを持ち去ると想定。エネルギー保存則と角運動量保存則の保持から。チャンドラセカールが白色矮星の質量上限示す。

1933年超伝導に関する“マイスナー効果”を発見フリッツ ヴァルター マイスナー
ローベルト オクセンフェルト
物理,
量子
超伝導体に磁場を向けると超伝導体内部の磁界が 0に保たれ、外からの磁場を跳ね返す反磁性的現象。超伝導体に上から近づけた磁石は、隙間を空けて浮く完全反磁性を示す。

1935年量子論に相対論から矛盾点を 指摘する論文
“EPRパラドックス”を発表
アルベルト アインシュタイン (56歳)
ボリス ポドリスキー
ネイサン ローゼン
物理,
量子
量子もつれが、相対論と両立しないのでは?という思考実験のパラドックス。1982年のベルの不等式の検証により、この指摘が成立しない事を実証。当年、シュレーディンガーの猫のパラドックスを提示。波動力学の確率解釈、微視から巨視での波束の収束に絡む思考実験。

1936年“アインシュタインとローゼンの橋”を発表アルベルト アインシュタイン (57歳)
ネイサン ローゼン
物理ブラックホールとホワイトホールをつなげる事で、ワームホールの概念を発案。Black Holeの中心点に、無限のエネルギーを留めておく構造が理論上無いためWhite Holeへ。

1936年計算可能な数について、 決定問題への応用にて
“チューリングマシン”提唱
アラン チューリング
エミール レオン ポスト
熱力学軸が無限に長いテープ上を移動し、情報を読み込み、メモリに記憶、書き込むモデル。計算機の原理構造を数学的に定義した計算模型。ある論理式が回答可能かを事前判別する方法は‘原理的に無い’と提示。
アロンゾ チャーチが、アルゴリズム を定義。

1937年粒子と反粒子の構造が同一な“マヨラナ粒子”説を提示エットレ マヨラナ核物理CP対称性が保持された粒子の存在を 予想。
例えば、超対称性粒子等の中性フェルミオン等。
フリッツ ツビッキーが、銀河の重力レンズ的作用を指摘。

1938年ウランにて核分裂の事象を 発見オットー ハーン
フリッツ シュトラスマン
リーゼ マイトナー
核物理ハーンがウランに低速の中性子を当て、原子量がウラン半分程のバリウム同位体等を観測。マイトナーは分裂したと見抜き、初めて核分裂と呼んだ。ハーンとマイトナーが人工的に原子量を増やせるとの予想から原子核に中性子を当てた経過から。
当年からチューリングが、エニグマ解読を開始。

1942年ウランの連鎖反応が可能にエンリコ フェルミ核物理マンハッタン計画の一環の、初の原子炉が稼働。坂田昌一等が、πとμの2中間子説を提示。

1943年量子電磁力学 に対する 超多時間理論 を提示朝永振一郎量子初期の量子論では全体で一つの時間だったが、場の量子論では、それぞれに違う時間軸を割りふったこれにより量子電磁力学での因果律が破れていた問題を回避。

1948年くりこみ理論を提唱朝永振一郎、リチャード ファインマン、ジュリアン シュウィンガー量子量子電磁力学の可換ゲージ原理における 無限大の発散の困難を解消。当年、カシミール効果を発見。量子ゆらぎ等からの負のエネルギーによる量子効果を初めて論証。

1948年宇宙の核反応段階の理論
α-β-γ理論を発表
ラルフ アルファー
ジョージ ガモフ
ハンス アルプレヒト ベーテ
物理,
核物理
ビッグバンの核反応段階の理論で、水素、ヘリウム、その他のより重い元素が、初期の宇宙で生成され、現在全ての元素の観測割合と矛盾しない原理。ガモフは、これを基に陽子、中性子、電子、ガンマ放射線の高密度な火の玉宇宙モデルを提唱。5kの宇宙背景放射を予言した。

1950年“チューリングテスト”を提示アラン チューリング
Alan Mathison Turing
哲学,
技術
思考実験で、本体を隠した機械と交流し知能を認知した時、そこに“意識”が有ると 言えるかを考察。人の頭脳の原理も未知で、隠した機械と 同等か?
人工知能(AI) を開拓。

1953年炭素の核融合生成に成功フレッド ホイル核物理3個のヘリウム衝突実験。宇宙の炭素起源を提示。生成した原子核の性質を測定した。

・年・内 容人 名タグ解 説
補 足、 MEMO

1954年CERN(セルン) 設立スイス、フランス核物理欧州合同素粒子原子核研究機構。サーンとも発音。2008年に、LHC、ATLASを設置。

1957年超伝導の量子力学的原理
BCS理論を提唱
バーディーン、クーパー
シュリーファー
量子,
物理
電子のペアがボソン化し、集団で最低エネルギとなりボース・アインシュタイン凝縮的状態となる。当年、江崎玲於奈がトンネルダイオード(江崎ダイオード)を発明。

1957年ワームホールの実像を探究ジョン アーチボルト ホイーラー物理ワームホールと命名し、特異点を考察。彼は、ファイマン、エヴェレット等の 教師。

1960年ゲージ対称性の破れである“自発的対称性の破れ” を提唱南部陽一郎量子ヤン・ミルズ理論でボソンのゲージ場が理論上は質量 0 となるが、現実はそうでない問題を解消。常伝導から超伝導への電荷の破れの考察で発見。 ヒッグス場等のポテンシャルでも表れる事象。

1961年マクスウェルの悪魔の矛盾 を退治、計算に必要な最小エネルギーについてロルフ ランダウアー
Rolf Landauer
熱力学,
物理,
量子
コンピュータ記憶消去は非可逆でエントロピー拡大が必須と示し、情報処理は物理法則にしたがい物理的に許せない計算原理は不可能と提示。マクスウェルの悪魔の記憶の中でエントロピーが増大する事を示した。
当年、ガガーリンが人類初、地球周回軌道へ。

1963年カーブラックホールモデルロイ カー
Roy Patrick kerr
物理,
天文
リング状の特異点を持つ。スピンするBlack Holeがタイムループを含む可能性を発見。原理上、Black Holeが時空を巻き込んで回転する時、空間と共に時間も歪む構造。

1964年粒子と反粒子に関する
“CP対称性の破れ”を観測
ジェイムズ クローニン
ヴァル ログスドン フィッチ
量子,
核物理
Charge(+- 電荷) Parity(スピン 鏡像) 対称性についてK中間子の崩壊時、寿命の対称性が破れる事象。現シャープがオールトランジスタ、ダイオードの電卓、ソニーがビデオテープレコーダを初発売。

1965年量子色力学に 色荷を導入南部陽一郎 等量子ハドロン内のクオークに色荷の原理 を導入。 クオークと強い核力がカラーチャージ対称性という性質で関わる。

1965年量子電磁力学を提唱朝永振一郎、ファインマン等量子相対論的量子力学を進展させくりこみ理論を適応。

1965年ビッグバンの 余熱的
宇宙背景放射(CMB) の発見
アーノ アラン ペンジアス
ロバート ウッドロウ ウィルソン
天文
核物理
アンテナを改造した電波望遠鏡で、全天から 2.7K(絶対温度)のマイクロ波背景放射を観測。当年、レオナード ヘイフリックが異常な細胞が分裂を続けて、癌細胞となる事を 発見。

1965年ブラックホール
“特異点定理”を証明
スティーヴン ホーキング
ロジャー ペンローズ
物理一般相対論の方程式の解で、真空で正の質量の恒星を扱う限り、必ず特異点が存在すると示した。体積 0の点でエネルギーが無限大となり、一般相対論と量子力学が衝突し法則不成立な点を提示。

1967年メタマテリアルの性質に関する論文ヴィクトル ゲオールギエヴィチ ヴェゼラゴ
Виктор Георгиевич Веселаго
物理,
量子
ソヴィエト物理学者がメタマテリアルと呼ぶ人口構造素材がマイクロ波に対して負の屈折率や逆ドップラー効果等の、特殊な光学特性を持てる事を提示。当年、中国初の水爆実験を行使。
初めてガンマ線バーストの天体を核実験監視衛星にて発見。

1967年電弱統一理論を提唱
( ワインバーグ・サラム理論 )
スティーヴン ワインバーグ
アブドゥッサラーム
量子,
物理
電磁気力と弱い核力の関係をヤン・ミルズ理論等で総括した。当時未発見のヒッグス場の自発的対称性の破れを前提としている。

1968年光触媒(本多・藤島効果) を発見本多健一、藤嶋昭技術,
化学
酸化チタンに紫外線照射で水が酸素と水に分離。1972年にネイチャー誌に発表。

1970年ハドロンに関するひも理論南部陽一郎、レオナルド サスキンド量子強い核力でハドロンを形成するひもモデルを提案。タキオンや、光子以外の質量 0 の粒子を 予測。

1971年ブラックホール脱毛定理
熱力学に関するホイーラーのパラドックスを示す
ジョン アーチボルト ホイーラー
John Archibald Wheeler
物理,
天文,
熱力学
一般相対論と電磁気学のみを考慮したBlack Holeに落ち込むと、質量、電荷、回転角の物理量 3つのみを残し、他の情報を保存しない矛盾の問題。他の物理量は事象の地平面内で消失し、情報を3本の毛に例え解説し、他は残さずエントロピーも消失する様に見える熱力学的問題を示した。

1971年ヤン・ミルズ理論へ
‘くりこみ理論’ 適応に成功
ヘーラルト トホーフト
マルティヌス ヴェルトマン
量子,
物理
量子色力学進展の鍵となる。インテル社が初のマイクロプロセッサーを発表。

1972年量子色力学を構築ゲルマン等量子ハドロンの強い核力に関する理論。カラーチャージ対称性を基礎とする。

1972年ブラックホールのエントロピーの保存を提示ヤコブ ベッケンシュタイン
Jacob David Bekenstein
熱力学,
天文
Black Holeに落ちた物のエントロピー値は、事象の地平面の表面積に比例して残る事を示した。上記 1971年、熱力学的情報の保存の破れに関する“ホイーラーの悪魔”の矛盾に、最初の回答。

1973年可逆でエントロピー消費 (増大) 不用な測定法を提示チャールズ ヘンリー ベネット
ロルフ ランダウアー
熱力学,
物理
任意の計算が、熱力学的に可逆(時間対称的)な装置で実現できる構造を、理論的に示した。ランダウアーが示した(上記1961年) マクスウェルの悪魔の退治法を進展させ、真去った。

1973年宇宙の量子力学的場についてエドワード トライオン
Edward Tryon
量子宇宙は巨大スケールの量子力学的ゆらぎで、正の質量が負の重力ポテンシャルとつり合ってると提示。ベトナム戦争で、アメリカ軍が撤退。

1973年クオークが6種類あると予言小林誠、益川敏英量子,
物理
反物質の消失とCP対称性の破れへの探究等から。日本赤軍がドバイ日航機をハイジャック。

1973年クオークの閉じ込め原理 ‘漸近的自由性’の発見デイビッド グロス、フランク ウィルチェック、デビッド ポリツァー量子クオークをハドロンに漸近的自由性(近づくほど自由度が高い性質) で閉じ込る構造を発見。ガーガメル実験で、Zボソンを生成し、中カレント反応(Zボゾンの相互作用) を観測。

1973年弦状(10-35m)の素粒子が基礎な超弦理論を提案シュワルツ、シェルク、米谷民明量子,
物理
素粒子の実体が閉じたひもの、超ひも理論を提案。9次元+時間軸の10次元を前提とする。

1974年大統一理論 を提唱ジョージ、グラショウ量子前提から非自明な理論なため、標準模型とも言う。場の量子論に基づき、厳密に正確な予は可能。

1974年火の玉ビッグバン理論での各元素の存在比率の予言等を示すロバート ワゴナー
ウィリアム ファウラー等
天文,
物理
火の玉ビッグバン理論の予測と、観測の重水素とリチウムの存在率の一致を示す。インドで、初の地下核実験を行使。

1976年カーボンナノチューブの発見遠藤守信技術,
化学
半導体特性と成長モデルの炭素構造 を発見。アルミ半分の軽さ、鋼鉄20倍の強度を保持。

1976年ブラックホールとホーキング放射に絡む、インフォメーション・パラドックスを提示スティーヴン ホーキング
Stephen William Hawking
量子,
物理,
熱力学
ホーキング放射は、Black Holeと真空上での量子ゆらぎによりランダムに生成された素粒子間の反応で対消滅する。これは吸い込まれた物質の情報とは、質量以外の関わりが無い。とすればこの物質の情報は、非可逆で完全な消失に見えるという矛盾。量子力学が正しいなら、物質の情報は何らかの形で保存されるはず、というパラドックス。
(ホイーラーが、も脱出不能な未発見当時の超質量天体をBlack Holeと名付けたが、穴とは2次元的表現上の例えで、実際は球状の天体)

1978年ブラックホールの構造に関するホログラフィック原理を提唱ヘーラルト トホーフト
チャールズ ソーン
レオナルド サスキンド
物理,
熱力学
ソーンが弦理論により低次元のホログラフ的記述で、重力も扱えると示し、物質像が宇宙の地平面に描かれたホログラフ2次元的ペアの概念を示す。トホーフトが提唱し、サスキンドがまとめた未完成の理論なため、ホーキングのインフォメーション・パラドックスへの仮回答となっている。

1981年ビッグバン直前の事象
インフレーション理論を提唱
アラン グース
佐藤勝彦
天文,
物理
インフラトン場による、宇宙の指数関数的膨張のインフレーション模型を提唱。多元宇宙も導く。ビッグバン理論の地平線問題(無関係領域も均一温度)と平坦性問題(宇宙の曲率が約 0 ) を解消。

1981年量子コンピュータの指数関数的高速性を予想リチャード フィリップス ファインマン量子,
物理
物理現象の真に厳密なシミュレートは、古典的計算機では無理で、量子的計算が必要だと示した。量子計算での問題点や、克復法を考察。
当年、スペースシャトルを初打ち上げ。

1983年量子宇宙論モデルによる “無境界仮説”を発表ジェームズ ハートル
スティーヴン ホーキング
物理,
量子
特異点や時間や空間もない無を避け、 虚数時間からトンネル効果をへて実数時間へ移行するモデル。一般相対論と量子力学を仮融合させ、因果律を守るため現宇宙以前の‘無’を消し、 虚数時間を導入。

1983年超弦理論のアノマリーの問題を解消し、量子力学と一般相対論の内包を発見マイケル ボリス グリーン
ジョン シュワルツ
量子,
核物理
閉じた弦を重力子と解釈し、余剰次元がカラビ-ヤウ多様体にコンパクト化されるタイプ Iの超弦理論で数学的矛盾点を解消し、進展させ研究が活発化。現在未発見の超対称性粒子の存在が前提となる。
当年、ファンデルメールとルビアがCERNの実験で(弱い核力の) WボソンとZボソンを発見。

1985年ヘテロ型 超弦理論を提唱グロス、ウィッテン等量子,
物理
全ての素粒子の存在を導ける超弦理論。日本初のエイズ患者を認定。 テトリス発。

1985年量子チューリングマシンを定義し、量子現象を普遍的にシミュレート可能だと証明デイヴィッド ドイチュ
David Deutsch
量子,
物理,
熱力学
学生時代に多世界解釈を証明する思考実験で、計測器を可逆にたどる模型を提案。それを当年、量子力学的原理での計算の“量子計算模型”として再定義。計算量理論に有益な原理を、物理学用語で記述された論文で、演算対象も想定が弱く当初は、物理学者にも計算学者からも、 注目され辛かった。

1986年ループ量子重力理論を提唱アシュテカ、リー スモーリン等量子,
物理
時空を飛散的、量子的最小単位で量子化。時空も無限に連続的で滑らかな値をとらないモデル。

1988年通過可能なワームホールを考察キップ ソーン
Kip Stephen Thorne
物理量子ゆらぎ的ワームホールを負のエネルギーや未知の原理で広げて利用する時間旅行の概念を示す。カール セーガンから小説コンタクトの相談を受けた事が着目の発端という。

1988年Toy model を提唱エドワード ウィッテン量子,
物理
寛容的に扱う多次元。トポロジカル的弦理論提示。余剰次元を位相幾何学的に捉える模型。

1989年超弦理論から 膜の生成を発見ポルチンスキー、ダイ、リー量子,
物理
Dブレーン(閉じた弦の集合)上での開いた弦との関係性がBlack Holeの情報保存や 構造探究の鍵へ。手塚治虫、松下幸之助永眠。
GAME BOY発売。

1990年時間順序保護仮説を発表スティーヴン ホーキング
Stephen William Hawking
物理,
量子
過去へのタイムトラベルでは、場のエネルギー密度が無限大となり、時空が保てず不可能だとした当年、ヒトゲノム計画が始まる。
World Wide Web を考案。

1991年初期宇宙の 相転移に関する
“宇宙ひも理論”
リチャード ゴット
John Richard Gott III
物理,
量子
初期宇宙の相転移時、光速度で情報伝達や相互作用が成り立つ範囲毎に複数の領域が、個別に相転移し合うだろう。その境界に位相的欠陥が残り、通常の時空とは異なる状態になると予想。位相的欠陥は、宇宙ひも以外にドメインウォール、モノポール、テクスチャー等がある。
2つの宇宙ひも周囲の一般相対論的な角度欠損が、タイムマシンにも利用出来るとした。

1993年トポロジカルな弦理論を 拡張大栗博司 等量子,
物理
Toy model の適応範囲を超弦理論まで拡張。超対称ゲージ理論やBlack Hole 分析にも活用。

1994年正の質量と負の質量によるアルクビエレドライブ を考案ミゲル アルクビエレ
Miguel Alcubierre Moya
物理理論上、正の収縮と負の膨張の、時空の歪みの波に乗って、光速の数倍で移動出来るワープ航法。アインシュタイン方程式を基にしたが、全宇宙エネルギーの数倍強が必要で、実現不可能だとされた。

1995年11次元を要する M理論を提唱し、5の超弦理論を統一エドワード ウィッテン
Edward Witten
量子,
物理
膜(メンブレーン)やI型、II(A,B)型、ヘテロ(SO(32), E8×E8) 型の5つを双対性によって繋げた。当年、ボーズ・アインシュタイン凝縮を観測。
太陽系外惑星を初観測。

1998年宇宙加速膨張の発見ソール パールマッター
アダム リース
天文,
技術
Ia型超新星の観測により、宇宙項が 0ではない宇宙の加速膨張を発見。重力作用による減速膨張が予測されていた。
当年、 多細胞生物ゲノム初発表。 Google誕生。

2003年ペンタクオーク等新粒子 発見中野貴志 等核物理ペンタクオーク等の新粒子をSPring-8等で発見。MV-5ロケットで探査機はやぶさを 打ち上げ。

2006年マイクロ波に対して不可視となる、メタマテリアルの実現デューク大学
ロンドン大学インペリアル ガレッジ
技術従来の光学的常識に反する性質を有するメタマテリアル(その人工素材をマイクロ波が迂回し避ける構造により不可視化する性質)を製造。Metamaterialを使うと、マイクロ波に対してある対称をほぼ隠す事が出来る。将来、可視光に対応するMetamaterialも期待。

・年・内 容人 名タグ解 説
補 足、 MEMO


・私の学問の解釈。

辞書よりも個人的に細密な定義を模索。
物理学や哲学、科学的事実と医療的事実、明らかな差異、その解釈と足場等。


学問: あらゆる人、場所、時代で再現可能な知識構造体系。
数学: 数式という原理世界の言語活用と可能性追求と研究。
科学: 反証可能な事象の規則関係や体系的構造原理、その真理、本質を研究する学問。
物理: 自然の物質、現象の本質に対して、客観的観察と実験 データに基づく研究、反証可能な学問。
    特定の領域に対して複数の「科学的に正しい」仮説も有りえて将来、説がくつがえる可能性もある。
化学: 原子や分子、その構造、それらの化学反応や相転移、性質作用を扱う実験的自然科学。
医学: 人体の病気の原理作用の関係構造を研究し、その予防、治療のための研究。
医療: 病気の原因や予防、治療法の明確な解明と安全の割合が、国に認められているものを扱う。

理論物理学: 実験物理から、より根源的力学原理を数学的構造で探求する。実験検証困難なものを含む研究。
哲学: 世界構造や社会構造、あるいは、それらと心や自己との関係構造や、己自身を能動的に考察する学問。
宗教: 宇宙は神等、究極的構造に基づき出来たとする事象の意味付け。心の救済、心的世界信仰。

疑似科学(エセ科学): 科学ではない概念を、その様に提示し降るまう。
宗教的科学解釈: 自然現象は、科学理論に基づいて起きている。
科学的解釈: ある自然現象が、化学原理で成り立つ。天体現象は物理科学で説明出来る領域がある。


辞書のみでなく、自分でそしゃくし要約する事、各々の認識の足場確認も重要だと思ってまとめました。

・量子力学関係の、年表や解説の参考、出典ソースです。

                 

・アインシュタインと重力やブラックホール関係の、年表や解説の参考、出典ソースです。

       
         

・宇宙論関係の、年表や解説の参考、出典ソースです。

       

・物理学史関係の、年表や解説の参考、出典ソースです。